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自動運転トラックの緊急停止実験に成功!安全性を強化した未来の高速道路へ
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2024年9月、KDDI株式会社(以下「KDDI」)、中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)、および株式会社T2(以下「T2」)は、現在建設中の新東名高速道路で「自動運転トラックの緊急停止時における遠隔監視・指示の実証実験」に成功しました。この実験は、自動運転技術を活用し、高速道路におけるより安全な自動運転トラックの運行を目指すもので、地震などの緊急時における対応能力を検証する重要な一歩となりました。
T2の遠隔監視技術で自動運転トラックの安全を確保
株式会社T2は、今回の実証実験で自社の自動運転技術に遠隔監視システムを組み合わせ、緊急事態に迅速に対応するオペレーションを実現しました。特に、地震や事故などの緊急停止時における指示や再発進の遠隔操作が成功し、自動運転トラックの安全性が強化されました。
5G技術を活用したKDDIのリアルタイム監視システム
KDDIは、5Gネットワークを活用してリアルタイムでのデータ通信を可能にし、T2の遠隔監視システムをサポートしました。このシステムにより、運行中のトラックに緊急停止指示を送信し、異常を確認した後、安全が確保された段階で再発進を指示することができました。
NEXCO中日本による未来の高速道路インフラ開発
NEXCO中日本は、今回の実験を通じて、自動運転技術を実装した高速道路インフラの開発に貢献しています。緊急停止時の遠隔監視や操作により、より安全で快適な高速道路空間を提供することを目指しています。
まとめ
- 2024年9月に、KDDI、NEXCO中日本、T2が共同で自動運転トラックの緊急停止実験に成功。
- 遠隔監視システムを活用し、緊急時の停止・再発進を実現。
- NEXCO中日本は、未来の高速道路インフラ開発に貢献。
参考文献 0801.pdf (t2.auto)
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