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立山トンネル電気バスが登場!立山黒部アルペンルートで2025年4月15日から運行開始予定!

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背景に迫る!立山トンネル電気バス導入の理由とは?

立山黒部アルペンルートは、年間を通じて多くの観光客が訪れる日本を代表する観光地です。その中でも、室堂と大観峰を結ぶ立山トンネルは観光ルートの要所として重要な役割を果たしています。しかし、従来使用されていた「トロリーバス」は2024年11月30日をもって運行を終了しました。この決定の背景には、車両およびインフラ設備の老朽化が大きな要因として挙げられます。

また、気候変動に対する意識の高まりやカーボンニュートラルを目指す国際的な動向も影響しています。観光地としての持続可能性を高めるために、環境に優しい電気バスへの転換は避けて通れない選択肢でした。このような背景を踏まえ、立山トンネル電気バスの導入が決定されました。

使われている技術を解説!立山トンネル電気バスの仕組みとは?

立山トンネル電気バスの開発には、環境負荷の低減と運行効率の向上を同時に実現するための最新技術が採用されています。車両は日野自動車の「ブルーリボン」をベースに、EV開発企業「フラットフィールド」によって電動化されました。駆動モーターは高出力の230kWで、急勾配が続く立山トンネル内でもスムーズな走行を可能にしています。

バッテリーはリチウムイオンタイプを採用しており、容量は52.8kWhです。これにより、長時間の運行が可能となり、観光客が多いシーズンでも対応できます。さらに、停車中に車載パンタグラフを用いて10分以内で満充電が可能な超急速充電システムが導入されています。これにより、充電時間を最小限に抑え、運行のスケジュールを維持することが可能です。

課題克服!高地での電気バス運行の技術的挑戦と今後の展望とは?

標高2,000メートルを超える高地での運行は、低温や急勾配といった特殊な条件に対応する必要があります。これらの課題を克服するため、立山トンネル電気バスには以下のような工夫が施されています。

  • 寒冷地対応バッテリーシステム:低温環境下でも効率的なエネルギー供給が可能。
  • 回生ブレーキシステム:下り坂で発生するエネルギーをバッテリーに戻し、効率的に利用。
  • 高出力ヒーター:車内の快適性を確保しながらエネルギー消費を抑える。

さらに、電気バスは観光客にとっても魅力的な存在です。全8台の車両には、立山黒部の四季折々の風景をイメージしたデザインや、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」とのコラボレーションデザインが施されています。このような取り組みにより、観光体験の質を向上させています。

まとめ:立山トンネル電気バスが登場!立山黒部アルペンルートで2025年4月15日から運行開始予定!

  • 立山トンネル電気バスは、2025年4月15日から運行開始予定です。
  • トロリーバスから電気バスへの転換は、環境負荷低減と老朽化対策が背景にあります。
  • 超急速充電や高出力モーターなど、最新の技術が導入されています。
  • 高地特有の課題を克服し、快適で環境に優しい運行を実現しています。
  • 全8台の車両には、四季の風景やアニメ映画とのコラボデザインが施されています。

参考文献

 

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