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コンガテック、COM Expressモジュールの鉄道規格適合を拡張
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組み込みコンピューティング技術のリーディングカンパニーであるコンガテックジャパンから、鉄道車両などの過酷な環境下での使用を想定したモジュールに関する重要なニュースが発表されました。
コンパクトでアプリケーションレディな組込みモジュール「conga-TC675r」が、厳しい環境での利用に必要な「IEC 60068」の適合を完了し、鉄道規格への適合を拡張したという内容です。
この適合拡張は、鉄道分野のIoT化やデジタル化を加速させる上で、どのような意味を持つのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
目次
過酷な鉄道環境に耐える組込みモジュール、適合拡張で導入を簡素化
今回のニュースは、コンガテックジャパンが提供するCOM Expressモジュール「conga-TC675r」が、特に鉄道車両での使用に求められる高い信頼性と耐久性を証明したことを示しています。
鉄道車両は走行中に常に振動や衝撃にさらされ、また地域や季節によって急激な温度変化にも耐える必要があります。
このモジュールが「IEC 60068」という国際規格への適合を完了したことで、これらの過酷な環境条件に対する耐性が強化されたことが公的に認められました。
結果として、列車制御システムや監視システムといった鉄道アプリケーションへこのモジュールを導入する際の検証プロセスが大幅に簡素化されます。
これにより、鉄道事業者やシステムインテグレーターは、より迅速かつ低コストで新しいデジタルシステムを導入できるようになることが期待されます。
鉄道システムにおける「組込みモジュール」と「適合規格」の役割
「鉄道IoT」を支えるハードウェア技術
まとめ:適合拡張がもたらす鉄道業界の未来
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