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普通の旅行じゃ物足りない、ちょっと特別な体験がしたいですよね！

九州の観光列車に乗ることが、それ自体で最高の観光体験になります。

おしゃれなデザイン、地元の美味しい料理、そして車窓から見える絶景。移動時間が退屈なんてことはありません。むしろ、その時間こそが旅のハイライトになるんです。

この記事では、九州を走る主要な観光列車の全リストから、料金、予約方法まで、あなたが知りたい情報を分かりやすく解説していきます。

九州を走る観光列車｜主要11選

JR九州が運行する個性的な観光列車をリストアップしました。まずはここから、行きたい場所に合わせて気になる列車をチェックしてみてください。

ゆふいんの森

温泉で有名な由布院・別府方面に行くなら、この緑色の列車で決まりです。普通の特急よりちょっと高い位置に座席があるので、窓からの景色が最高なんですよ。

雄大な由布岳や、渓谷の風景を見ながらの移動は、もう移動じゃなくて観光そのもの。車内にはカフェがあって、ここでしか買えないプリンや地ビールも楽しめます。運行本数も多いから、初めて観光列車に乗る人でも予約しやすいのが嬉しいポイントですね。

A列車で行こう

熊本から天草方面への旅に使えるこの列車、正直めちゃくちゃおしゃれです。車内ではジャズが流れていて、バーカウンターまであるんですよ。

黒とゴールドの落ち着いた雰囲気は、まるで大人の隠れ家バーみたい。週末に「ちょっと贅沢したいな」って気分のときに乗ったら、気分が上がること間違いなしです。天草の海鮮を目当てに、この列車で出かけてみませんか？

指宿のたまて箱（いぶたま）

鹿児島から砂むし温泉で有名な指宿へ行く列車なんですが、これがまた面白いんです。浦島太郎の玉手箱をテーマにしていて、白と黒のツートンカラーの車体がインスタ映え間違いなし。

駅に停車するときに出る「玉手箱を開けたような煙の演出」は、子供の頃に戻ったようなワクワク感があります。窓からは錦江湾越しに桜島が見えて、天気が良ければ開聞岳も。砂むし温泉と合わせて、最高のリフレッシュ旅行になりますよ。

海幸山幸

宮崎から日南海岸沿いを走るこの列車、景色がヤバいです（良い意味で）。青い海と空のコントラストが本当に綺麗で、ずっと窓の外を見ていたくなります。

日本神話をテーマにした木のぬくもりある車内も落ち着いていて、癒やされること間違いなし。宮崎の自然を満喫したいなら、絶対にこの列車ですね。海鮮丼とか食べてから乗ったら、もう最高の1日になりますよ。

ななつ星in九州

これはもう、列車というより「動くホテル」です。九州を2泊3日か3泊4日かけて一周する、日本最高峰の豪華列車。全室スイートルームで、一流シェフの料理、生演奏まで楽しめるんです。

各駅では地元の文化体験ツアーもあって、すべてお任せで最高の旅ができます。料金は正直かなり高いですが（数十万円〜100万円以上）、これは「一生に一度の特別な体験」への投資だと思ってください。結婚記念日や、人生の節目にどうですか？

36ぷらす3

これ、めちゃくちゃ面白いシステムなんです。月曜から金曜まで毎日ルートが変わって、九州7県を巡れるんですよ。しかも全席グリーン車で、地元の有名店が監修した豪華な食事付き。

まさに「走る料亭」って感じです。食事なしプランもあるんですが、せっかくならランチやディナー付きで予約してほしい。個室もあるから、ちょっと奮発して友達や恋人と贅沢な時間を過ごすのに最高です。1万5千円〜2万5千円くらいで、この体験はコスパ良いと思いますよ。

JRKYUSHU SWEET TRAIN 或る列車

スイーツ好きなら絶対乗ってほしい列車です。車内でスイーツのフルコースが楽しめるんですよ！一流パティシエが作る見た目も味も完璧なデザートの数々は、もはや芸術作品。豪華な内装も相まって、非日常感がハンパないです。運行区間は時期によって変わるんですが、大体1万7千円くらい。彼女の誕生日とか、記念日のサプライズにめちゃくちゃ喜ばれますよ。

いさぶろう・しんぺい

人吉から吉松方面へ行く、山の中を走る列車です。日本三大車窓の一つが見られるんですが、これがマジで絶景。真幸駅では「スイッチバック」っていう、列車が前後に切り替えて進む珍しい体験もできます。霧島連山を一望できる景色は、写真じゃ伝わらない迫力があります。鉄道マニアじゃなくても、自然の美しさに感動すること間違いなし。普段見られない景色を求めているなら、これですね。

かわせみやませみ

熊本から人吉方面へ、球磨川の清流沿いをずっと走る列車です。川の流れと緑の山々を見ていると、都会の疲れが吹き飛びます。「かわせみ」と「やませみ」っていう野鳥がモチーフになっているデザインも可愛くて、車内も居心地が良いんですよ。ゆったりとした時間の流れを感じたい、週末にリフレッシュしたいって人には本当におすすめ。自然の音に癒やされたいなら、この列車で決まりです。

ふたつ星４０４７

武雄温泉から長崎への旅に使える列車です。有明海や大村湾の海沿いを走るんですが、落ち着いたデザインの車内で景色を楽しみながら移動できます。長崎観光のスタートにぴったりで、旅の期待を高めてくれる列車ですね。ちゃんぽん食べに長崎行くなら、せっかくだからこの列車で行きましょう。

SL人吉（現在運休中）

熊本から人吉方面へ向かうレトロな蒸気機関車です。今は運休中なんですが、黒い車体と白い煙を上げて走る姿は本当にカッコいい。まさに「走る文化財」って感じで、運行再開を待っている鉄道ファンも多いんですよ。再開したら絶対乗りたい列車の一つです。

人気の観光列車を深掘り｜特徴と料金

ゆふいんの森｜温泉旅の定番

運行区間：博多 ⇔ 由布院・別府

通常の特急より座席位置が高いので、大きな窓から由布岳や渓谷の景色がよく見えます。車内にはカフェスペースがあり、限定のプリンや地ビールも買えます。運行本数が多いので、比較的予約しやすい列車です。

料金の目安（片道）：博多〜由布院で約5,500円〜7,000円。全席グリーン車指定席なので、普通の特急より少し高めです。

ななつ星in九州｜一生に一度の贅沢

運行区間：九州一周（2泊3日、3泊4日など）

「動くホテル」と呼ばれる日本最高級の列車です。全室がスイートルームで、一流シェフの料理や生演奏を楽しめます。各停車駅では地元の文化体験ツアーが組まれていて、すべてがパッケージになっています。予約は抽選制で、かなり人気です。

料金の目安：1人あたり数十万円〜100万円以上（宿泊・食事・観光すべて込み）。移動手段というより、人生の特別な思い出への投資と考えてください。

36ぷらす3｜曜日で変わる豪華列車

運行区間：九州各地（月〜金で異なるルート）

月曜から金曜まで毎日ルートが変わり、九州7県を巡ります。最大の魅力は、地元の有名店が監修した豪華な食事です。全席グリーン車の個室または座席で、ゆったりとランチやディナーを楽しめます。

料金の目安：食事付きプランで約15,000円〜25,000円。食事なしプランもありますが、せっかくならセットがおすすめです。

料金・区間・特徴の比較表

列車名	区間	タイプ	おすすめポイント	料金目安（片道）
ゆふいんの森	博多 ⇔ 由布院・別府	日帰り特急	高い座席位置、快適、カフェあり	約5,500円〜
A列車で行こう	熊本 ⇔ 三角	日帰り特急	バーカウンター、ジャズ、大人向け	約2,500円〜
指宿のたまて箱	鹿児島中央 ⇔ 指宿	日帰り特急	ユニークな演出、浦島太郎テーマ	約2,500円〜
ななつ星in九州	九州一周	宿泊型	最高級の客室・食事・おもてなし	数十万円〜
36ぷらす3	九州各地	日帰り/周遊	豪華な食事、曜日別ルート、個室	食事付き約15,000円〜
或る列車	区間変動	日帰り	スイーツフルコース、豪華内装	約17,000円〜

※料金は区間やプランによって変わります。最新情報はJR九州公式サイトで必ず確認してください。

チケットの予約方法｜人気列車を確実に取るコツ

人気の観光列車はすぐに満席になります。予約の基本戦略をしっかり押さえましょう。

特急タイプの列車（ゆふいんの森など）

発売開始：乗車日の1ヶ月前（前月の同じ日）午前10時に一斉発売

予約方法：

• JR九州のネット予約サイトが便利（事前登録が必要）
• 全国のJR主要駅の窓口でも購入可能
• 人気の列車は発売開始から数分で埋まることも

コツ：発売開始前にログインして、操作に慣れておくこと。特に「ゆふいんの森」は争奪戦になります。

豪華列車（ななつ星、36ぷらす3）

ななつ星in九州：抽選制。特定の応募期間に申し込み、抽選で決まります。公式サイトで応募期間をチェックしましょう。

36ぷらす3・或る列車：食事付きプランはツアー形式での販売が中心。JR九州や旅行会社のウェブサイト、窓口で予約できます。こちらも早めの予約が必須です。

九州の観光列車が特別な5つの理由

なぜ九州の観光列車はこんなに人気なのか？それには理由があります。

1. プロデザイナーによる車内デザイン

多くの列車は有名デザイナー・水戸岡鋭治氏が手がけています。木材や伝統工芸を使った内装は、和とモダンが融合した空間。乗った瞬間から非日常の世界に入り込めます。

2. スタッフの温かいおもてなし

乗務員さんたちは単なる係員ではなく、「旅のガイド」です。笑顔と心遣いで、旅の満足度を何倍にも高めてくれます。記念乗車証をもらえたり、停車駅で地元の人との交流があったりと、温かい演出も魅力です。

3. 地元の食材を使った限定メニュー

九州は食材の宝庫。観光列車では、その路線でしか味わえない限定の料理やスイーツが提供されます。「食事目当て」で乗る人がいるほど、クオリティが高いんです。

車内で楽しむべきこと｜絶景・グルメ・お土産

せっかくの特別な旅。乗車中の楽しみ方と、降りた後のことまでしっかり計画しましょう。

見逃せない絶景スポット

ゆふいんの森

由布岳が目の前にドーンと現れる瞬間は、思わず「おお！」って声が出ます。朝もやに包まれた田園風景から、だんだんと山々が近づいてくる景色の移り変わりがたまらない。特に秋は稲穂が黄金色に輝いて、まるで絵画の中を走っているみたいですよ。

いさぶろう・しんぺい

真幸駅から見える「日本三大車窓」は、本当に息をのむ絶景です。霧島連山がずらっと並んで、雲が山肌を這うように流れていく様子は、時間を忘れて見入ってしまいます。スイッチバックで列車が向きを変えるとき、さっきとは違う角度から見える景色もまた最高。天気が良ければ、遠くまで見渡せて爽快感がハンパないです。

海幸山幸

青い日南海岸の海が窓いっぱいに広がる瞬間、マジでテンション上がります。エメラルドグリーンの海と、真っ青な空のコントラストが眩しくて、南国に来たって実感できますよ。波が岩に打ち付ける白い飛沫、遠くに見える水平線。スマホのカメラロールが海の写真だらけになること間違いなしです。

指宿のたまて箱

錦江湾越しに見える桜島が、これがまたカッコいいんです。噴煙を上げる活火山を、ゆったりと眺めながらの移動って、なかなかできない体験ですよね。天気が良い日は、開聞岳の美しい円錐形のシルエットも見えます。海の青さと、山の力強さを同時に感じられる、贅沢な車窓です。

車内販売で買うべき限定グルメ

車内販売は、その列車でしか買えない限定品の宝庫です。

• 「ゆふいんの森」のオリジナルプリンや地ビール
• 「A列車で行こう」のオリジナルカクテル
• 地元の老舗店とコラボしたお弁当
• 沿線の地酒

どれもその場でしか味わえないものばかり。ぜひチェックしてみてください。

旅の記念品・お土産

各列車の車内では、列車名入りのピンバッジやキーホルダー、オリジナルデザインのマグカップなどが販売されています。

また、停車時間が長い駅（由布院駅、人吉駅など）では、地元の特産品やお菓子を買うチャンスもあります。時間を有効に使いましょう。

観光列車メインの1泊2日モデルコース｜博多発・由布院温泉の旅

観光列車に乗ること自体を旅のメインにした、週末にぴったりのモデルコースを紹介します。初めて観光列車に乗る人でも楽しめる、王道ルートです。

1日目：博多から「ゆふいんの森」で由布院へ

9:24 博多駅発

朝イチの「ゆふいんの森」に乗車。緑色の車体が目印です。出発前に駅のコンビニでコーヒーを買っておくのもアリですが、車内のカフェで限定プリンと地ビールを買うのがおすすめ。

9:30〜11:30 車窓を楽しむ

高い位置にある座席から、福岡の街並みが田園風景に変わっていく様子をゆっくり眺めましょう。由布岳が見えてきたら、もう由布院はすぐそこ。スマホのカメラを準備してください。

11:36 由布院駅着

駅を出たら、まずは湯の坪街道へ。食べ歩きしながらお土産探しを楽しみましょう。コロッケや温泉まんじゅうがおすすめです。

13:00 ランチタイム

由布院名物のとり天や、地鶏を使った料理をいただきます。「由布まぶし」（地鶏のひつまぶし）も絶品ですよ。

14:30 金鱗湖散策

由布岳を背景に、美しい湖をのんびり散歩。秋から冬の早朝は朝霧が幻想的ですが、昼間でも十分綺麗です。写真スポットとしても最高。

16:00 温泉旅館にチェックイン

由布院は温泉の質が本当に良いので、早めにチェックインして、ゆっくり温泉に浸かりましょう。露天風呂から由布岳を眺めながらの温泉は、日頃の疲れが吹き飛びます。

18:00 夕食

旅館で豊後牛や関あじなど、大分の食材を使った会席料理を堪能。地酒と一緒に楽しんでください。

20:00〜 温泉三昧

食後にもう一度温泉へ。星空を見ながらの露天風呂は最高です。

2日目：由布院から博多へ、途中下車も楽しむ

10:00 由布院駅周辺を散策

朝食後、チェックアウト前に駅周辺を軽く散策。朝の由布院は静かで、また違った雰囲気が味わえます。

11:48 由布院駅発

帰りも「ゆふいんの森」で博多へ。行きとは逆方向なので、また違った景色が楽しめますよ。

13:00〜14:00 車内で景色を楽しむ

帰りの列車では、車内販売で買ったプリンを食べながら、のんびり窓の外を眺めましょう。由布岳に別れを告げる気持ちで。

14:05 博多駅着

博多に戻ったら、駅ビルで最後のお土産ショッピング。明太子や博多ラーメンを買って帰りましょう。

15:00〜 博多グルメを満喫

まだ時間があれば、博多ラーメンや水炊き、もつ鍋などを食べてから帰路につくのもおすすめです。

このコースのポイント

• 観光列車に往復乗れる：行きも帰りも「ゆふいんの森」で、観光列車をたっぷり満喫
• 温泉でゆっくりできる：由布院の質の高い温泉で、心身ともにリフレッシュ
• 週末で完結：1泊2日なので、土日休みでも余裕を持って楽しめる
• 予算感：列車往復約1万円〜1万4千円、温泉宿1泊2万円〜、食事・お土産代で計4万円〜5万円程度

初めて観光列車に乗る人でも、このコースなら無理なく、でもしっかり特別感を味わえますよ。

まとめ｜あなたに合った観光列車を見つけよう

この記事では、九州の観光列車の全リストから、各列車の特徴、料金、予約方法まで詳しく解説してきました。

九州の観光列車は、移動、食事、観光、サービスのすべてが一体になった、質の高い旅を提供してくれます。

• 温泉旅なら「ゆふいんの森」
• 特別な記念日なら「ななつ星」
• 美食体験なら「36ぷらす3」
• 絶景重視なら「いさぶろう・しんぺい」

あなたの目的に合った列車を選んで、最高の週末旅行を計画してみてください。

普段の仕事から離れて、非日常の感動を味わいに行きませんか？

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！