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2024年11月、横浜市交通局はバス2路線で現金の取り扱いを完全に廃止し、キャッシュレス決済のみの実証運行を開始
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2024年11月、横浜市交通局はバス2路線で現金の取り扱いを完全に廃止し、キャッシュレス決済のみの実証運行を開始します。この取り組みは、未来の公共交通の姿を示すものとして注目されています!
キャッシュレス運行が始まる路線とは?
2024年11月6日から2025年2月28日までの期間、横浜市交通局は「ベイサイドブルー」と「109系統特急」の2路線で、完全キャッシュレス運行を実施します。
「ベイサイドブルー」は、横浜駅前~山下ふ頭~横浜駅改札口までを運行し、「109系統特急」は横浜駅前~大黒税関正門前・C3バース・大黒海づり公園までを結ぶ重要な路線です。これらの路線では、現金での運賃支払いができなくなり、キャッシュレス化により交通系ICカード、クレジットカード、そしてタッチ決済が利用可能になります。
特に注目すべきは、「ベイサイドブルー」では二次元コード決済の実証実験も行われる点です。この実験は、スマートフォンで表示した二次元コードを端末で読み取らせるだけで運賃の支払いが完了する便利なシステムです。
利用可能な決済方法と対応ブランド
キャッシュレス運行が実施される路線では、さまざまな決済方法に対応しています。交通系ICカード、一日乗車券、敬老特別乗車証、福祉特別乗車券、市営バス定期券に加え、クレジットカードのタッチ決済も利用可能です。
さらに、「ベイサイドブルー」では、スマートフォンを使った二次元コード決済が利用でき、対応ブランドとしてPayPay、楽天ペイ、d払い、auPAY、メルペイなどが採用されています。また、WeChat PayやAlipay+などの国際ブランドも対応しており、観光客にも便利なシステムとなっています。
二次元コード決済は、運賃支払いをスムーズに行えるため、キャッシュレス化にさらなる利便性を加えています。
キャッシュレス化による影響と今後の展望
横浜市交通局が導入するキャッシュレス運行は、利用者の利便性を向上させ、現金取り扱いの煩わしさを軽減します。交通系ICカードやスマホ決済の普及が加速し、現金を持たない生活スタイルにも対応できる公共交通機関として進化を遂げています。
今回のキャッシュレス運行は、横浜市内だけでなく全国的な公共交通のキャッシュレス化の一環としても注目されています。今後、この動きが他の都市や路線に広がることで、キャッシュレス決済は交通機関において標準的なものとなる可能性があります。
まとめ
- 横浜市交通局は2024年11月から2025年2月にかけて2路線で完全キャッシュレス運行を実施。
- 「ベイサイドブルー」では二次元コード決済の実証実験も実施される。
- 対応ブランドにはPayPayや楽天ペイなどの国内ブランドだけでなく、WeChat PayやAlipay+などの国際ブランドも含まれる。
- キャッシュレス化により、交通機関の利便性向上と現金取り扱いの削減が期待される。
参考:横浜市交通局
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