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株式会社T2を含む3社が自動運転トラックによる公道実証実験を発表!2025年1月から6月まで実施予定

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2024年10月、T2、パナソニックオペレーショナルエクセレンス、三井倉庫ロジスティクスの3社が、自動運転トラックによる公道実証実験を発表しました。この実験は、2025年1月から6月まで実施され、パナソニックグループの貨物を自動運転トラックで運ぶことを目的としています。物流業界における革新が期待されているこの実証実験について、詳しく解説します。

自動運転トラックの実証実験、2025年スタート!

2025年1月から6月にかけて、T2、パナソニックオペレーショナルエクセレンス、三井倉庫ロジスティクスの3社が共同で自動運転トラックの公道実証実験を開始します。この実験では、レベル2相当の自動運転トラックを使用し、パナソニックグループの貨物を運ぶことが主な目的です。関東から関西までの区間で実施されるこの実証は、物流の未来を大きく変える可能性を秘めています。

この実証実験の目玉は、自動運転技術を活用した幹線輸送のルートやリードタイムの検証です。具体的には、沼津から豊田間の新東名、伊勢湾岸道、新名神を追加した区間での走行が予定されています。これは2027年のレベル4自動運転トラック運用開始に向けた重要なステップです。

物流の未来を切り開くパートナーシップ!

今回の自動運転トラック実証実験は、日本の物流業界を根本から変える可能性を秘めています。T2の森本成城CEOは、「今回の実証実験は、社会課題解決や日本の物流の変革に向けた大変重要なステップ」と述べています。このプロジェクトは、日本の大口荷主と連携し、未来の物流を支える取り組みとして高く評価されています。

さらに、パナソニックオペレーショナルエクセレンスの安藤健太郎執行役員も、「CO2排出量削減や労働環境改善に向けた重要な一歩」と評価しています。ドライバー不足が深刻な日本の物流業界において、自動運転技術は非常に有効なソリューションとなるでしょう。

2027年の実用化へ!新しい物流体制

三井倉庫ロジスティクスの石川輝雄社長は、自動運転トラックを活用した持続可能な物流ネットワーク構築への期待を語りました。「三井倉庫グループが培ってきた物流ノウハウと最新技術を融合させ、地球温暖化や業界の課題に取り組んでいます」とコメント。自動運転トラックは、物流DXやオペレーションの効率化に貢献し、業界全体の未来を見据えた新しい物流体制を創り出します。

この実証実験を通じて、自動運転トラックの運用はさらに精度が向上し、2027年の実用化が現実のものとなるでしょう。さらに、物流負荷軽減や運送効率の向上により、業界全体が恩恵を受けることが期待されています。

まとめ

  • 2025年1月から6月に自動運転トラックの公道実証実験が開始。
  • 自動運転技術を活用し、パナソニックグループの貨物を関東~関西間で輸送。
  • 2027年のレベル4自動運転トラック運用開始を目指し、物流業界の未来を変える。
  • CO2削減、労働環境の改善、ドライバー不足の解決に向けた重要なプロジェクト。
  • 自動運転技術で物流のオペレーションを効率化し、業界全体に貢献。

参考:パナソニックグループ他/自動運転トラックの幹線輸送実証を3社で実施

 

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