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2024年10月10日、小田急電鉄は駅構内における新たなAI技術を活用した実証実験を開始!
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2024年10月スタート!行動認識AIの実証実験
2024年10月10日、小田急電鉄は駅構内における新たなAI技術を活用した実証実験を開始しました。この実験では、行動認識AIを導入し、カメラ映像から異常を即座に検知するシステムを開発しています。具体的には、駅のホームやコンコースに設置されたカメラを活用し、ホームからの転落や不審者、不審物の検知を目指しています。この技術は、小田急電鉄の柿生駅と玉川学園前駅で、2025年1月9日までの期間に実施されます。
AI技術で安全性を強化!車いす利用者への対応も
このAIシステムは、単なる異常検知に留まらず、車いす利用者の安全確保にも貢献します。AIはカメラ映像をリアルタイムで解析し、車いす利用者や他の特別なニーズを持つ利用者に対応しやすくすることを目指しています。これにより、より安全で安心な駅構内環境の提供が可能となります。
将来の鉄道運行に備える!労働力減少への対策
小田急電鉄がこの技術に力を入れている背景には、労働力の減少という課題があります。2035年には鉄道運行に従事する係員が2020年に比べて30%減少する見込みがある中、AIを活用して省力化と効率化を図ることで、将来的な運行体制の確保を目指しています。これにより、AIは人手不足を補いながら、24時間体制での安全監視を可能にします。
まとめ
- 小田急電鉄は2024年10月から2025年1月にかけて行動認識AIの実証実験を実施中。
- AIはホームからの転落、不審者や不審物、車いす利用者の安全を検知する。
- 労働力の減少に対応するため、将来的にAIによる駅の自動監視体制を目指している。
参考:小田急プレスリリース
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