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アメリカ海軍がJPALS(統合精密進入着陸システム)をすべての航空母艦と強襲揚陸艦に展開

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JPALS(統合精密進入着陸システム)が全米海軍航空母艦に展開完了

2024年3月、米海軍は最後の「Joint Precision Approach and Landing Systems(JPALS)」ユニットを納品し、すべての航空母艦と強襲揚陸艦にこのシステムを展開しました。JPALSは、GPSベースの統合精密着陸システムであり、厳しい天候や海の状況でも航空機を安全に着陸させることができます。F-35戦闘機と統合されており、その能力は世界中で高く評価されています。

米海軍がJPALSの初期運用能力を達成!航空運用が次のレベルへ

米海軍は、JPALSシステムの初期運用能力を達成し、今後の完全運用能力(FOC)に向けた重要なマイルストーンを迎えました。このシステムは、電子戦環境下でも妨害に対する耐性を持ち、特に厳しい状況でも安全な着陸を可能にすることで、航空運用の安全性と効果を飛躍的に向上させます。

日本の海上自衛隊もJPALSを導入!2024年に運用開始予定

日本の海上自衛隊も2024年にJPALSシステムを導入し、「いずも」型護衛艦での運用を開始する予定です。これにより、日本は米海軍に続き、世界でJPALSを運用する先進的な海軍の一つとなります。このシステムの導入は、F-35B戦闘機の運用を支援し、日本の防衛能力を強化する重要なステップとなります。

まとめ

  • 米海軍がJPALSシステムをすべての航空母艦に展開完了: GPSベースの精密着陸システムで、航空運用の安全性が大幅に向上。
  • 初期運用能力を達成: 厳しい環境下でも航空機を安全に着陸させる技術が実用化。
  • 日本の海上自衛隊もJPALSを導入: 2024年に運用開始予定で、防衛能力の向上が期待される。

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