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現金いらずで乗降スムーズ!京王バスが「完全キャッシュレス化」を本格推進

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私たちの日常生活に欠かせない路線バスが、大きな変革を迎えようとしています。京王電鉄バスと京王バスは、国土交通省の取り組みと連携し、2025年度から「完全キャッシュレス化」を本格的に進めると発表しました。これは、バスに乗る際の運賃の支払いを、すべて現金以外の方法に限定するという画期的な試みです。まずは調布営業所管内の路線から実証運行が始まる予定で、利用者にとっても、バス会社にとっても多くのメリットが期待されています。この新しい取り組みについて、その内容と背景、そして導入される技術について詳しく見ていきましょう。

現金いらずで乗降スムーズ!京王バスが「完全キャッシュレス化」を本格推進

京王電鉄バスおよび京王バスは、2025年度から路線バスにおける「完全キャッシュレス化」を本格的にスタートします。

これは、車内での運賃の支払いを、これまでの現金収受から、交通系ICカード(SuicaやPASMOなど)や、クレジットカードのタッチ決済などの非接触型の決済手段に完全に限定するものです。

この取り組みは、まず調布営業所管内の路線で段階的に実証運行を開始する計画で、これにより乗降にかかる時間の短縮が見込まれています。

結果として、バスの定時運行率の向上や、運転士さんが行っていた運賃収受業務の削減、さらに現金に触れる機会が減ることによる衛生面の向上など、多岐にわたるメリットを目指しています。

具体的な導入路線やスケジュールは今後順次公表される予定です。

キャッシュレス化がもたらす「バスDX」の大きな効果

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技術解説!導入される「マルチ決済対応システム」の仕組み

まとめ:バスの未来を変える「完全キャッシュレス化」に期待

京王電鉄バス・京王バスが本格推進する路線バスの「完全キャッシュレス化」は、利用者、乗務員、そしてバス会社にとって、多くのメリットをもたらす革新的な取り組みです。

乗降時間の短縮による定時運行の向上や、乗務員の方々の負担軽減、そして衛生面の向上といった効果が期待されます。

導入されるマルチ決済システムは、交通系ICカードとクレジットカードのタッチ決済に対応し、利便性を大幅に高めます。

この「完全キャッシュレスバス」への移行は、日本の公共交通機関におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要な一歩であり、今後の展開に注目が集まります。

参考文献:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000022679.html

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