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ANA・JAL決算、過去最高を更新!インバウンド需要と新事業が利益を牽引

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日本の空を支えるANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)の2社が、2025年4月から12月までの期間で驚異的な決算を発表しました。
旅行に出かける人が増えた実感は皆さんにもあるかと思いますが、数字で見るとその勢いは想像以上です。
今回は、なぜこれほどまでに利益が出ているのか、その背景をわかりやすくお伝えします。

ANA・JALが過去最高水準の収益を達成!2025年4〜12月期決算のまとめ

ANAホールディングスとJALは2026年2月3日、2025年4月から12月期の連結決算を発表しました。
結果は、両社ともに「過去最高水準」という非常に明るいものとなりました。

ANAは売上高で過去最高を更新し、JALも2012年の再上場以来で最高の利益水準を記録しています。
主な要因は、海外から日本を訪れる外国人観光客(インバウンド)の急増です。
さらに、ビジネスで飛行機を利用する人が戻ってきたことや、国内線の航空券価格が適切に設定されたことも収益を大きく押し上げました。

なぜそんなに儲かっているの?「インバウンド」と「空以外」の強力な柱

「飛行機が満席だから」という理由だけではありません。専門的な視点で見ると、2つの大きなポイントがあります。
1つ目は、燃費の良い「新型機材」への切り替えです。
最新の飛行機は少ない燃料で長く飛べるため、コストを抑えつつ効率よく利益を出せる体質に変わっています。

2つ目は、マイルや金融といった「非航空事業」の拡大です。
最近、普段のお買い物でマイルを貯めたり、航空系のクレジットカードを使ったりする機会が増えていませんか?
両社は「マイル経済圏」を強化しており、飛行機に乗っていない時でも収益が上がる仕組みを構築したことが、今回の好決算に大きく貢献しています。

私たちの旅はどう変わる?もっと知りたくなる航空業界のこれから

この好決算を受けて、今後私たちの旅行体験はどう変わっていくのでしょうか?
注目したいのは、各社が計画している「サービスへの再投資」です。
利益が出たことで、新しい機内のシート開発や、空港での待ち時間を快適にするデジタル技術の導入がさらに加速すると予想されます。

また、環境に優しい燃料(SAF)の活用など、SDGsへの取り組みも本格化しています。
「ただ移動するだけ」ではなく、「環境に優しく、もっと快適な旅」が当たり前になる日がすぐそこまで来ています。
次に飛行機に乗る時は、新しくなった機体やサービスに注目してみると面白いかもしれません。

まとめ:好調な航空業界が日本の活力を後押し

ANAとJALの好決算は、人々の移動が完全に活気を取り戻したことを象徴しています。
インバウンドの増加やマイル事業の成長により、両社は非常に強固な経営基盤を築きつつあります。

燃油価格や為替の影響など、今後も注視すべき点はありますが、この勢いは2026年3月の通期決算まで続く見込みです。
航空業界が元気であることは、日本の観光業や経済全体の活性化にも繋がります。
これからも日本の翼がどのように進化していくのか、目が離せません。

参考文献:ANAホールディングス プレスリリース(2026年2月3日)

 

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