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ANAが誇る個室ビジネスクラス「THE Room FX」が787-9に登場

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空の上の「自分だけの部屋」が、さらなる進化を遂げます。ANAが発表した最新の機内デザインは、長距離フライトの常識を塗り替えるような、驚きのプライベート空間でした。

全席ドア付き!ANAが誇る個室ビジネスクラス「THE Room FX」が787-9に登場

全日本空輸(ANA)は、2026年8月から運航を開始するボーイング787-9型機の新仕様機に、個室型ビジネスクラス「THE Room FX」を導入すると発表しました。
このシートの最大の特徴は、すべての座席にドアが設置されていることです。

まるでホテルの客室のような完全個室スタイルは、先行して導入され高い評価を得ている大型機(777-300ER)の仕様を、今回の機体に合わせて最適化したものです。
新しく製造される3機だけでなく、現在飛んでいる16機も順次この豪華な仕様に作り替えられる計画で、ANAの国際線戦略の新しい目玉となります。

なぜ「FX」なのか?中型機ボーイング787に最適化された究極の設計

今回の名称に付いた「FX」という言葉は、既存の「THE Room」をさらに洗練・進化させたことを予感させます。
技術的な注目点は、大型機の777に比べて少しだけ横幅がタイトな787という機体において、いかにして「圧倒的な開放感」と「個室感」を両立させたかという点にあります。

専門的な視点で見ると、これは単なる座席の交換ではなく、機体全体の重量バランスや電力供給、さらには安全基準をクリアしながら居住性を最大化する高度なエンジニアリングの結晶です。
限られた空間をミリ単位で活用することで、これまで上位の大型機でしか味わえなかった「ドアを閉めて自分だけの時間を過ごす」という体験を、中型機である787でも実現可能にしました。

どこへ飛ぶ?いつ乗れる?新仕様機で変わる長距離フライトの常識

この「THE Room FX」が導入されることで、私たちの旅行体験はどう変わるのでしょうか。
まず注目したいのは、既存の16機も改修対象に含まれている点です。
これにより、特定の路線だけでなく、より多くの長距離国際線でこの個室ビジネスクラスに出会える確率が高まります。

プライバシーが確保されることで、機内での睡眠の質が向上するのはもちろん、周囲を気にせず仕事に集中したり、映画を自分だけの空間で楽しんだりすることが可能になります。
「移動手段としての飛行機」から「目的地までを贅沢に過ごす空間」へのシフトが、この新仕様機の導入によってさらに加速することでしょう。

まとめ:空の個室で過ごす、ANAの新しいプレミアム戦略

ANAの「THE Room FX」の公開は、国際線におけるプレミアムサービスの競争が新たなステージに入ったことを象徴しています。
顧客満足度の向上を追求し、徹底したプライバシー空間を提供することで、世界中の旅行者から選ばれる航空会社としての地位をより強固なものにする狙いがあります。

2026年8月のデビューが今から待ち遠しいですね。
最新鋭の機体と、磨き抜かれた日本のおもてなしが融合した「空の上の個室」は、私たちの旅をより豊かで特別なものに変えてくれるはずです。

参考文献:https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/flight_service_info/int-service/c/seat-787_9_the_room_fx/

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