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LCCセール攻略法完全ガイド|ピーチ・ジェットスター・ジップエアなど日本のLCC4社徹底比較【2026年最新版】

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LCC(格安航空会社)のセールを使いこなせば、通常運賃より最大90%オフで国内外を飛び回れます。でも「気づいたら終わっていた」「席が埋まっていた」という経験はありませんか?この記事では、ピーチ・ジェットスター・ジップエア・スプリング・ジャパンの日本で運航するLCC4社のセール情報・路線・攻略ポイントを徹底解説します。今日からすぐ実践できる方法ばかりです。ぜひ最後までお読みください。

LCCセールとは?どのくらい安くなるの?

LCC(Low Cost Carrier=格安航空会社)のセールとは、通常よりもさらに大幅に割引された期間限定の特売運賃のことです。通常のLCC運賃自体すでに格安ですが、セール時はそこからさらに50〜90%オフになることも珍しくありません。たとえば東京〜沖縄間が片道777円(税別)で出ることもあり、バス代と変わらない水準です。

2026年3月時点では、ジェットスター・ジャパンが「最強開運日セール」として国内線777円・国際線7,777円からのセールを実施。ピーチも創業15周年「感謝セール」として全路線2,990円〜という大型セールを展開しました。情報収集の仕組みを整え、素早く行動することがセール攻略の最大のポイントです。

通常運賃と比べてどのくらい節約できるの?

下記はLCCセール時の代表的な節約額の目安です(各社のセール実績をもとに作成)。

路線(片道) 通常のLCC運賃目安 セール時の最安値目安 節約額の目安
東京(成田)〜沖縄(那覇) 約8,000〜12,000円 777〜2,990円 約7,000〜11,000円
東京(成田)〜札幌(新千歳) 約6,000〜10,000円 777〜2,990円 約5,000〜9,000円
東京(成田)〜ソウル 約15,000〜25,000円 7,777〜8,000円 約10,000〜18,000円
東京(成田)〜バンコク 約30,000〜50,000円 16,500〜20,000円 約15,000〜30,000円
東京(成田)〜ロサンゼルス 約80,000〜150,000円 29,250〜45,000円 約50,000〜100,000円

※ 各社のセール実績を参考にした目安です。実際の金額は時期・路線・残席状況により変動します。別途発券手数料・空港使用料が必要な場合があります。

日本で運航するLCC4社のセール詳細ガイド

国内で運航しているLCCはそれぞれ独自のセール傾向・路線・特徴を持っています。旅の目的地や日程に合わせて最適な航空会社を選ぶことが、最大の節約につながります。

① ピーチ・アビエーション(Peach Aviation)

🌸 ピーチ・アビエーション(Peach Aviation)ANAグループ

🏠 拠点:関西国際空港・成田空港
✈ 国内線:約30路線以上
🌏 国際線:15路線(ソウル・台北・香港・シンガポール等)
🛩 機材:エアバスA320

日本最大手のLCC。ANAが約78%を出資するANAグループのLCCで、2012年3月に運航を開始した国内LCCの草分け的存在です。関西空港を最大拠点とし、成田にも路線を展開。2019年にバニラエアを経営統合し、国内最多クラスの路線網を誇ります。就航率99.8%という高い運航品質が信頼を集めています。

ピーチのセール特徴と攻略法

ピーチはほぼ毎月セールを実施しており、日本LCCの中でもっともセール頻度が高い航空会社のひとつです。2026年からは「Peachの旅フェス」という新形態のセールを導入。1月30日〜2月28日に全3弾構成の連続セールを実施し、国内線・国際線の計35路線が片道3,000円〜という大型キャンペーンを展開しました。また2026年3月には創業15周年を記念した「感謝セール」として、国際線15路線・国内線25路線の全路線が対象のセールを実施。成田〜新千歳が2,990円〜、国際線も4,190円〜という価格が設定されました。

ピーチの主なセール種類

  • 旅フェス(2026年新形態):1〜2月に複数弾の連続セール。国内・国際35路線以上が対象、片道3,000円〜
  • 新春セール:毎年1月開催。国内線全路線対象で2,990円〜
  • タイムセール(24〜72時間型):不定期開催。片道1,000〜2,500円台も設定されることがある
  • 周年記念セール:創業記念日に合わせた大型セール。2026年は15周年セールを実施
  • ブラックフライデーセール:毎年11月下旬に大型開催
  • クリスマスセール:毎年12月中旬、国内線2,990円〜

💡 ピーチ攻略のポイント

ピーチのタイムセールは基本的に正午12:00に販売開始します。人気路線は開始後数時間で完売することも。12:00直前にアプリを起動して待機し、開始と同時に検索・予約を行うのが鉄則です。また「弾丸往復賃」(東京〜大阪7,600円・東京〜福岡9,600円の往復)も常時販売されており、セール以外でも活用できます。

② ジェットスター・ジャパン(Jetstar Japan)

🟠 ジェットスター・ジャパン(Jetstar Japan)JALグループ

🏠 拠点:成田空港・関西国際空港・中部国際空港
✈ 国内線:18路線
🌏 国際線:台北・高雄・上海・マニラ・香港・シドニー・ケアンズ等
🛩 機材:エアバスA320

成田空港を最大拠点とする国内第2位のLCC。JALが50%を出資するJALグループのLCCで、成田発着の路線数は国内最多クラスです。国際線はオーストラリア直行便(シドニー・ケアンズ・ブリスベン・オークランド等)を持つのが大きな特徴で、他のLCCにはない圧倒的な路線網があります。2026年3月には中部国際空港の発着ターミナルを第1ターミナルに変更し、JALとの乗り継ぎ接続が強化されました。

ジェットスターのセール特徴と攻略法

ジェットスターは日本のLCCの中でもっとも頻繁にセールを実施する航空会社で、月に2〜4回のペースでセールが開催されます。2026年1月には年号にちなんだ「初売りセール」で国内・国際全路線が片道2,026円〜という話題のセールを実施。3月の「最強開運日セール」では国内線777円・国際線7,777円〜という超低価格セールを展開しました。成田発着では新千歳・那覇・関西・福岡・旭川・松山・高松・長崎・高知・大分・熊本・宮崎・鹿児島など幅広い路線が対象になります。

ジェットスターの主なセール種類

  • SALE FARE(定期タイムセール):2〜4週に1回程度。数日間限定で国内・国際路線を対象
  • スーパースターセール:約月1回。片道2,000〜3,000円台が中心
  • 往復セール(復路割引型):往復購入で復路2,290円固定など独自形式のセール
  • オーストラリア路線セール:不定期。片道20,400円〜(ケアンズ等)の大型セール
  • 初売りセール(1月):年号にちなんだ記念価格。2026年は「2,026円」から
  • Club Jetstar先行セール:年会費3,980円(初年度は入会金のみ)の会員は24時間先行予約可能

💡 ジェットスター攻略のポイント

年会費3,980円(初年度のみ入会金)のClub Jetstar会員になると、タイムセールの24時間先行予約が可能です。手荷物料金・座席指定料金も20%OFFになるため、年1〜2回利用するだけで十分元が取れます。オンラインチェックインは出発48時間前から可能なため、早めに済ませておきましょう。

③ ZIPAIR(ジップエア・トーキョー)

🔵 ZIPAIR(ジップエア・トーキョー)JAL100%子会社

🏠 拠点:成田国際空港
🌏 国際線専門:ソウル・バンコク・シンガポール・ホノルル・LA・SF・バンクーバー・ヒューストン等
🛩 機材:ボーイング787-8
📶 機内無料Wi-Fi(スターリンク)

日本唯一の中長距離国際線専門LCC。JAL100%出資の完全子会社として2020年に就航。国内線は一切持たず国際線に特化しています。成田発でソウル・バンコク・シンガポール・ホノルル・ロサンゼルス・サンフランシスコ・バンクーバー・ヒューストンに就航しており、2026年9月以降はヒューストン線の販売も開始しました。2026年2月にはアジアの航空会社として初めてスターリンクによる機内Wi-Fiを本格導入するなど、技術面でも先進的です。

ZIPAIRのセール特徴と攻略法

ZIPAIRのセールは「OPENING SALE」「バレンタインセール」「ファイナルサマーセール」など、季節・イベントに合わせた不定期開催が中心です。燃油サーチャージが不要なため、表示価格と実際の支払い額の差が小さいのが大きな特徴です。

2026年1月の「OPENING SALE 2026」では以下の価格でセールが実施されました(税別・空港使用料別途)。

路線(成田発片道) セール価格(目安) 特記事項
〜ソウル(仁川) 8,000円〜 アジア近距離の最安水準
〜シンガポール 14,700円〜 直行便・機内無料Wi-Fi
〜バンコク 16,500円〜 燃油サーチャージ不要
〜ホノルル 20,000円〜 ハワイLCC最安クラス
〜バンクーバー 28,950円〜 北米LCC最安水準
〜ロサンゼルス 29,250円〜 世界初クラスの太平洋格安便
〜サンフランシスコ/サンノゼ 32,500円〜 シリコンバレーへの直行便
〜ヒューストン 39,000円〜 2026年9月以降就航予定

※ 2026年1月のOPENING SALE 2026実績をもとに作成。運賃には別途空港使用料・諸税が必要。ZIPAIR公式サイトで最新情報をご確認ください。

✅ ZIPAIR最大の強み:北米・ハワイのコストパフォーマンス

北米路線(LA・SF・バンクーバー等)を片道3万円前後で購入できるのは、LCCを含む全航空会社の中でもZIPAIRだけです。ハワイ(ホノルル)も片道2万円台が実現可能。長距離国際旅行ではまず最初にZIPAIRのセールをチェックすることをおすすめします。「フルフラットシート」という上位クラスも設定されており、LCC価格で快適なフライトが楽しめます。

④ スプリング・ジャパン(Spring Japan)

🔴 スプリング・ジャパン(Spring Japan)JALグループ

🏠 拠点:成田国際空港
✈ 国内線:成田〜新千歳・広島・佐賀ほか
🌏 国際線:成田〜上海・北京・武漢等の中国各都市
🛩 機材:ボーイング737-800

中国の春秋航空が出資して設立されたLCCで、2021年6月よりJALの連結子会社となりJALグループ入りしました。日本〜中国路線に特化した「中国特化型LCC」がスプリング・ジャパン最大の特徴です。国内線は成田〜新千歳・広島・佐賀の数路線と限定的ですが、他のLCCが乗り入れていない広島線・佐賀線は貴重な存在です。運賃は「ラッキースプリング(最安値)」「スプリング」「スプリングプラス」の3段階。

スプリング・ジャパンのセール特徴と攻略法

スプリング・ジャパンのセール頻度は他社と比べると少なめですが、日本〜中国路線では他社が追随できない格安価格が設定されることがあります。中国へ渡航する機会がある方は必ずメルマガ・公式SNSをフォローしておきましょう。また、成田〜広島・成田〜佐賀は競合LCCが少ないため、セール以外でも比較的低価格が維持されている傾向があります。

LCC4社のセール比較一覧表

日本で運航する主要LCC4社を、セール傾向・路線の強み・おすすめ度でまとめました。

航空会社 グループ セール頻度 セール最安値目安 路線の強み おすすめ度
ピーチ・アビエーション ANA系 月1〜2回以上 国内2,990円〜 国内全域・アジア国際線 ★★★★★
ジェットスター・ジャパン JAL系 月2〜4回以上 国内777円〜 成田発国内線・豪州直行 ★★★★★
ZIPAIR(ジップエア) JAL100%子会社 月1〜2回 ソウル8,000円〜
北米29,250円〜
北米・ハワイ・アジア国際線 ★★★★★
スプリング・ジャパン JAL系 不定期(少なめ) 国内線・中国路線 日中路線・広島・佐賀線 ★★★☆☆

※ 2026年3月時点の情報をもとに作成。セール頻度・価格は時期により変動します。各社公式サイトで最新情報をご確認ください。

セール情報をいち早くキャッチする方法

LCCセールの最大の難関は「知るのが遅れること」です。人気路線の席は数時間で完売することも珍しくありません。以下の情報収集の仕組みを整えておきましょう。

①公式アプリのプッシュ通知をONにする

各LCCの公式アプリには、セール開始時に即座にプッシュ通知を届ける機能があります。アプリ通知をONにするだけで、セールを見逃すリスクが大幅に下がります。ピーチ・ジェットスター・ZIPAIRそれぞれの公式アプリをインストールし、通知をONにしておきましょう。

②メルマガ会員登録で先行告知をゲット

多くのLCCはメルマガ会員に対してセールの先行告知や会員限定価格を提供しています。ジェットスターのClub Jetstarは先行24時間予約が可能で、複数LCCに登録してセールを比較できる環境を作りましょう。

③SNSのキーワード設定と公式アカウントフォロー

X(旧Twitter)では各LCCが突発的な「フラッシュセール」を告知することがあります。「ピーチ セール」「ジェットスター 777円」「ZIPAIR SALE」などのキーワードリストを設定しておくと見逃しを防げます。

④比較サイトの「料金アラート」機能を設定する

スカイスキャナーやGoogle フライトには希望路線の料金が下がったときに通知を届ける「料金アラート」機能があります。複数LCCを一括で監視でき、セール開始と同時にメール通知が届く最強ツールです。無料で利用できるため、今すぐ設定しておくことをおすすめします。

💡 プロのワンポイント

「LCCjp」「トラベル Watch」「sky-budget」などの航空情報サイトへのRSS登録も非常に効果的です。セール開催と同時に記事が掲載されるため、SNSより網羅的に情報をキャッチできます。

予約時に押さえるべき実践テクニック

セール情報をキャッチした後、素早く・確実に予約を完了させることが次の課題です。事前準備を整えておけば、セール開始から2〜3分で予約完了できます。

①アカウントと支払い情報を事前登録しておく

各LCCの会員登録とクレジットカード情報の保存を事前に済ませておくことが最重要です。セール時はサーバーに大量アクセスが集中し、アカウント未作成から始めると間に合わないケースがほとんどです。特にピーチ・ジェットスター・ZIPAIRの3社は必ず事前登録を完了させましょう。

②フレックスデートで最安値の日程を探す

希望の日程が満席でも、1〜2日前後にずらすと空きが見つかるケースがあります。スカイスキャナーのカレンダー表示機能で1ヶ月分の料金を比較でき、土日より平日、繁忙期を外した日程が安くなる傾向があります。

料金が安くなりやすい条件

  • 平日(月〜木)の搭乗
  • 早朝6〜7時台または深夜22時以降の便
  • GW・お盆・年末年始を外した時期
  • 搭乗の2〜3ヶ月前の購入

③追加オプションを絞って最終価格を管理する

LCCのセール運賃は「機内預け荷物なし・座席指定なし」が基本です。手荷物料金・座席指定料・機内食を加えると最終的にFSCと大差がなくなることも。機内持ち込み荷物(7〜10kg)に収めることで荷物代ゼロを実現するのが節約の基本です。

LCCセール利用時の注意点

知らずに損をしないよう、利用前に必ず押さえておきたい注意点をまとめます。

キャンセル・変更ポリシーを必ず確認する

LCCのセール運賃は「払い戻し不可・変更不可」のプランであることが多いです。旅行傷害保険付きクレジットカードとセットで利用することでリスクを軽減できます。

税・手数料込みの最終金額を必ず確認する

LCCの運賃表示は「運賃のみ」であることが多く、燃油サーチャージ・空港使用料・支払い手数料が加算されます(ZIPAIRは燃油サーチャージ不要が特徴)。決済直前の確認画面に表示される「合計金額」を必ず確認してから決済ボタンを押しましょう。

よくある落とし穴リスト

  • 「往復」と思ったら片道だった:LCCは基本的に片道単位の販売。往復合計額を事前に計算する
  • 空港が遠い:成田・関西国際空港は都心から距離がある。交通費を含めた総コストで比較する
  • チェックイン締め切りが早い:LCCは出発の30〜40分前に締め切りとなる場合が多い
  • オンラインチェックイン忘れで追加料金:一部LCCでは空港カウンターでのチェックインに別途手数料がかかる
  • 手荷物の重さオーバー:機内持ち込みの重量制限は厳格。事前に確認・調整しておくこと

上級者向け:ポイント・マイルと組み合わせてさらにお得に

LCCセールに慣れてきたら、ポイントやマイルとの組み合わせでさらなる節約を目指しましょう。

高還元クレジットカードで決済ポイントを貯める

航空券購入に高還元クレジットカードを使うことで、決済額の1〜3%がポイントとして還元されます。旅行傷害保険付きカードはLCC利用時のリスクヘッジとしても機能します。

楽天トラベルとの連携でポイント二重取り

一部LCCは楽天トラベルやじゃらん経由でも購入可能です。サイトのポイントと決済カードのポイントの「二重取り」が可能で、楽天スーパーSALE期間中に予約するとポイント還元率が最大10倍以上になることも。

ZIPAIRはJALマイルとの連携に注目

ZIPAIRはJAL100%子会社のため、JALマイルからZIPAIRポイントへの交換が可能です。JALマイルが貯まっている方は、マイルとセール価格の組み合わせで北米・ハワイへのフライトをさらにお得にできます。

まとめ:LCCセールを制して賢く旅しよう

日本で運航するLCC4社はそれぞれ異なる強みを持っています。国内線ならピーチ・ジェットスター、アジア国際線ならピーチ・ジェットスター・ZIPAIR、北米・ハワイならZIPAIR一択、中国路線はスプリング・ジャパンと賢く使い分けましょう。各社の公式アプリ通知・メルマガ・SNSの三本柱で情報をキャッチし、事前にアカウントと支払い情報を登録しておくだけで、年間で数万円〜十数万円規模の節約も十分に実現できます。まずは今日、各LCCのアプリをインストールして通知をONにするところから始めてみてください。賢い旅の第一歩を踏み出しましょう!

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