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JR東日本とKDDIが挑む「未来のバス」!高輪ゲートウェイ〜竹芝で自動運転の実証開始

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私たちの移動手段が、今まさに大きな転換期を迎えようとしています。
JR東日本とKDDIがタッグを組み、東京の都心部で「自動運転バス」の走行実証をスタートさせることになりました。
SF映画で見たような「運転手のいない乗り物」が当たり前になる未来へ、大きな一歩を踏み出します。

高輪ゲートウェイ〜竹芝間を繋ぐ!自動運転バスの実証実験が3月28日より始動

JR東日本とKDDIは、新たに開発が進んでいる街「TAKANAWA GATEWAY CITY」と、ウォーターフロントの竹芝エリアを結ぶ公道などで、自動運転バスの実証実験を2026年3月28日から開始します。
今回の実証は、都市部の複雑な道路状況を含む2つのルートで行われるのが大きな特徴です。

このプロジェクトの最終的な目標は、2027年度中に「自動運転レベル4」の認可を取得することにあります。
単なる実験に留まらず、5Gネットワークを活用した高度な運行管理や、乗客がより快適に過ごせる移動体験の検証も行われ、駅を起点とした「スマートシティ」の象徴的なサービスとしての確立を目指しています。

専門用語を解説:目指すべき「自動運転レベル4」と5Gの役割とは?

ここで気になるのが「レベル4」という言葉です。自動運転には0から5までの段階がありますが、レベル4は「特定の場所であれば、システムがすべての運転操作を行う」という状態を指します。
つまり、限定されたエリア内であれば、運転席に人がいなくても安全に走行できる、極めて高度な技術なのです。

今回の実験でKDDIが関わっている理由の一つに、通信技術「5G」の活用があります。
自動運転バスは、周囲の車両や歩行者の状況を常にキャッチし、瞬時に判断を下さなければなりません。
大容量で遅延の少ない5Gを使うことで、バスの走行状況を遠隔からリアルタイムで監視し、安全性を劇的に高めることが可能になります。

ここが気になる!「TAKANAWA GATEWAY CITY」が変える私たちの生活

このバスが走る舞台となる「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、単なる再開発エリアではありません。
最新テクノロジーを街全体に取り入れた「実験場」としての側面を持っており、今回の自動運転バスはその目玉の一つです。

将来的には、スマホひとつでバスを呼び出し、待ち時間なしで目的地までスムーズに移動できる「MaaS(マース)」と呼ばれる便利な仕組みとの連携も期待されています。
「駅から目的地まで歩くのが大変」という悩みが解消されるだけでなく、移動そのものが楽しくなるような、新しい都市生活がここから始まろうとしています。

まとめ:2027年の社会実装に向けて加速する次世代モビリティ

JR東日本の鉄道ネットワークと、KDDIの通信技術。この2つの強みが合わさることで、日本の公共交通は大きな進化を遂げようとしています。
2027年度のレベル4実現は、深刻な運転手不足の解消や、交通事故の低減といった社会課題の解決にも繋がるはずです。

3月末から始まるこの実証実験。東京の景色の中に、当たり前のように自動運転バスが溶け込む日は、もうすぐそこまで来ています。

参考文献:【JR東日本ニュースリリース】高輪ゲートウェイ〜竹芝間での自動運転バスの実証について

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