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デジタルタコグラフ(デジタコ)8選 | 導入チェックリスト、導入プロセス解説付

株式会社MR.Nexus

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製品特性

               
安全対策
               
自動化
               
環境への配慮
               
保守性向上
               
信頼性向上
               
施工性向上

デジタルタコグラフ(通称:デジタコ)は、商用車の運行データを自動的に記録・保存する装置です。走行距離、速度、急加減速、アイドリング時間、運転・休憩時間などの情報を正確に収集でき、運送業界やバス業界では労務管理や安全運転の徹底、業務効率化を目的として導入が進んでいます。

2024年の働き方改革関連法(トラック運転者への時間外労働上限規制)やGマーク制度などの法制度対応に加え、事故防止や燃費削減といった現場課題の解決にも貢献することから、各メーカーは多様な機能・価格帯の製品を展開しています。

本記事では、現在日本国内で注目されている主要メーカーに絞り、それぞれの製品ラインナップや特徴、導入実績などを比較表形式でわかりやすく整理しました。関係者が短時間で要点を把握し、自社に合った製品を選定できるよう設計しています。機能だけでなく、保守対応やクラウド対応状況など、導入判断に欠かせないポイントも併せてご確認ください。

 

デジタルタコグラフメーカー一覧表

メーカー名 国・地域 主な製品 ターゲット市場 技術の強み 採用事例 リンク
矢崎エナジーシステム株式会社
(Yazaki Energy System Corporation)
東京都港区 YDX-5、YDX-7、YDX-8、DTG3α 中・大規模運送事業者、バス事業者 ドラレコ一体型、AI運転診断、最大10カメラ対応、音声案内、データ互換性 全国の物流・バス事業者 矢崎エナジーシステム
株式会社システック
(Systec Co., Ltd.)
鹿児島県鹿児島市、東京都港区 ロジたこ(DTU-1)、ロジこんぱす2 中小運送事業者、初期導入層 業界最安クラス、簡単操作、SDカード対応、データセンター連携 地方中小運送会社 システック
NPシステム開発株式会社
(NP System Development Co., Ltd.)
愛媛県松山市 e-Tacho® NETシリーズ(NET-300/500/780) 運送・タクシー・貸切バス事業者 クラウド&SD両対応、NFC免許証リーダー、最大5カメラ、リアルタイム映像送信 全国の運送・旅客事業者 NPシステム開発
株式会社データ・テック
(Data Tec Co., Ltd.)
東京都大田区 SR Advance、SR Connect、SRフォークリフト 安全重視の運送・建設・フォークリフト事業者 ドラレコ一体型、DMS(居眠り・わき見検知)、リアルタイム映像、AI運転診断 物流・建設業界の安全管理重視企業 データ・テック
株式会社アクシス
(AXIS Co., Ltd.)
東京都港区 KITARO×デジタコ クラウド志向の中小運送事業者 クラウド特化、リアルタイム運行管理、日報自動作成、代替機無償提供 宅配・中小運送会社 KITARO(AXIS)
VDO(Continental Automotive)
(VDO - Continental Automotive)
ドイツ(フランクフルト) DTCO 4.1、DTCO 4.0、DTCO 3.0 欧州全域の商用車フリート EU規制対応、GNSS連携、Bluetooth搭載、リモートダウンロード、ITSインターフェース対応 欧州の大手運送・バス事業者 VDO
Stoneridge Electronics Ltd.
(Stoneridge Electronics Ltd.)
イギリス(スコットランド、ダンファームリン) SE5000 Smart 2、OPTAC3 欧州の中小運送事業者、フリート管理者 ユーザーフレンドリーな操作性、OSNMA対応、リモートダウンロード、法令遵守支援 欧州の中小運送事業者 Stoneridge
Rosenberger Telematics GmbH
(Rosenberger Telematics GmbH)
オーストリア(オーバーエスターライヒ州) TACHO、PILOT 1200/2000/4000 欧州の運送・物流・建設業界 リアルタイム運行監視、法令遵守支援、簡易統合、リモートデータ取得 BGO Montage & Logistik社 Rosenberger

 

デジタルタコグラフ国内メーカー5選

矢崎エナジーシステム株式会社(Yazaki Energy System Corporation)

会社概要

矢崎エナジーシステム株式会社は、1960年代から国産タコグラフを提供している老舗メーカーで、東京都港区に本社を構えています。車載機器やエネルギー関連機器を中心に展開し、デジタルタコグラフ分野ではトップクラスのシェアを誇ります。

おすすめポイント

「DTG7」は、ドライブレコーダーと一体化され、車線逸脱警報や前方車両接近警報などの先進安全機能を搭載。LTE通信によるデータ自動送信にも対応し、安全運転の徹底と効率的な運行管理を実現します。

こんな事業者向け

全国展開している大手物流会社や、複数拠点での管理が必要なバス事業者に最適。安全性・労務管理・情報連携をワンパッケージで整備したい企業におすすめです。

株式会社システック(Systec Co., Ltd.)

会社概要

株式会社システックは、1996年に設立され、鹿児島県鹿児島市と東京都港区に拠点を持つIT企業です。ソフトウェア受託開発やネットワーク構築などを基盤に、運行管理機器の開発も手がけています。

おすすめポイント

「ロジたこ(DTU-1)」は業界最安クラスの価格で提供され、SDカード対応やシンプル操作が特徴。クラウド環境が整っていない事業者でも容易に導入・運用可能です。

こんな事業者向け

IT導入に不慣れな中小運送業者や個人事業主に最適。初期費用を抑えて段階的にデジタル化を進めたい企業におすすめです。

NPシステム開発株式会社(NP System Development Co., Ltd.)

会社概要

NPシステム開発株式会社は、1983年に設立され、愛媛県松山市に本社を置く企業です。自社開発のe-Tachoシリーズを中心に、クラウド型の運行管理システムを全国に展開しています。

おすすめポイント

「e-Tacho® NET」は、クラウド&SD両対応、NFC免許証リーダー、最大5カメラ、リアルタイム映像送信など多機能。就業時間管理機能も標準装備されており、労務管理の自動化にも強みがあります。

こんな事業者向け

タクシー・貸切バス・中小運送業者など、記録・点呼の厳格管理が求められる業態に最適。中堅企業で実務重視の選定をしたい事業者に向いています。

株式会社データ・テック(Data Tec Co., Ltd.)

会社概要

株式会社データ・テックは、1983年に設立され、東京都大田区に本社を構える企業です。安全運転支援技術を軸に、AI評価やドライバー教育支援などを含めた統合的な運行安全管理を展開しています。

おすすめポイント

「SR Advance」は最大6カメラのFull HD録画、DMS(わき見・居眠り検知)、AI運転診断などを搭載し、安全教育・事故削減を重視する企業に評価されています。

こんな事業者向け

安全管理が重要な建設系運送業者、フォークリフト事業者、教育を強化したい中堅企業におすすめ。ヒヤリハットの記録や事故未然防止に取り組む企業にフィットします。

株式会社アクシス(AXIS Co., Ltd.)

会社概要

株式会社アクシスは、1981年設立、東京都港区に本社を構えるITソリューション企業です。クラウド型運行管理サービス「KITARO×デジタコ」を通じて、中小企業のデジタル化を支援しています。

おすすめポイント

リアルタイム運行可視化、自動日報作成、ドラレコ連携、代替機無償提供など、現場の省力化を意識した設計。14日間の無料トライアルも魅力です。

こんな事業者向け

クラウド導入に前向きな中小・宅配系の運送事業者に最適。ITで業務の効率化・人手不足解消を目指す企業にマッチします。

 

デジタルタコグラフ海外メーカー3選

VDO(Continental Automotive)

会社概要

VDOは、ドイツのContinental Automotiveのブランドで、商用車向けの電子機器やメカトロニクス製品を提供しています。1929年に設立され、2007年にContinentalの傘下となりました。現在では、デジタルタコグラフ市場において欧州を中心に高いシェアを誇ります。

おすすめポイント

最新モデル「DTCO 4.1」は、EUのモビリティパッケージに準拠し、GNSS(Galileo OS-NMA)による位置認証、Bluetooth接続、ITSインターフェース対応など、先進的な機能を備えています。リモートダウンロードや運行管理アプリとの連携も可能です。

こんな事業者向け

国際輸送を行う中・大規模な運送事業者や、EU規制への対応が求められる企業に最適。法令遵守と効率的な運行管理を両立したい事業者におすすめです。

Stoneridge Electronics Ltd.

会社概要

Stoneridge Electronics Ltd.は、イギリス・スコットランドに本社を置く企業で、1974年から高品質なタコグラフの製造を手がけています。欧州全域に広がるサービスネットワークを持ち、信頼性の高い製品とサポートを提供しています。

おすすめポイント

「SE5000 Smart 2」は、ユーザーフレンドリーな操作性とOSNMA対応のGNSS認証機能を備え、リモートダウンロードや法令遵守支援機能を搭載。中小規模の運送事業者でも導入しやすい設計が特徴です。

こんな事業者向け

欧州内での運行を行う中小運送事業者や、簡単な操作性と高い信頼性を求める企業に適しています。法令遵守と運行効率の向上を目指す事業者におすすめです。

Rosenberger Telematics GmbH

会社概要

Rosenberger Telematics GmbHは、オーストリアに本社を置く企業で、テレマティクスソリューションの開発・提供を行っています。デジタルタコグラフ「TACHO」シリーズを中心に、運行管理や法令遵守支援のための革新的なソフトウェアを展開しています。

おすすめポイント

「TACHO」は、リアルタイムの運行監視、法令遵守支援、簡易統合、リモートデータ取得など、多機能なテレマティクスソリューションを提供。ユーザーフレンドリーなインターフェースで、運行管理の効率化を実現します。

こんな事業者向け

欧州の運送・物流・建設業界で、リアルタイムの運行監視や法令遵守支援を重視する企業に最適。多機能なテレマティクスソリューションを求める事業者におすすめです。

 

まとめ:自社に合ったデジタルタコグラフの選び方

本記事では、デジタルタコグラフを製造・販売している国内外の主要メーカー8社(矢崎エナジーシステム、システック、NPシステム開発、データテック、AXIS、VDO、Stoneridge Electronics、Rosenberger Telematics)を紹介しました。各社の製品は共通して運転記録の自動化や労務管理、安全運転支援といった課題解決に貢献しますが、その機能や導入スタイル、サポート体制には明確な違いがあります。

国内メーカーでは、矢崎エナジーシステムが高機能な一体型機器と全国展開の信頼性で大手事業者に支持されています。NPシステム開発はクラウド&SD併用対応や免許証リーダーなど、タクシーや貸切バス事業者の実務に沿った構成が特徴です。データテックはAI診断やわき見検知機能を通じて、安全性重視の建設系・フォークリフト系企業に適しています。対して、システックAXISは中小事業者やクラウドに慣れていない事業者にも導入しやすい設計で、費用を抑えた段階的な運用を希望する企業に向いています。

一方の海外メーカーは、欧州の法規制(EUモビリティパッケージ)に準拠した高度な規格準拠とリモート管理機能が魅力です。VDOは長年のシェアと先進性を兼ね備えたブランドで、大規模かつ国際運行のある企業に最適です。Stoneridge Electronicsは操作性に優れ、導入負担を抑えたい中小事業者にも対応可能。Rosenberger Telematicsはテレマティクス全体を網羅する機能群を提供しており、物流や建設業界などでリアルタイム監視・統合管理を重視する企業にフィットします。

選定時のポイントとしては、①自社の事業規模、②法規制対応の必要性、③クラウド可否、④重視する機能(安全性・コスト・管理効率)などを整理し、現場の運用実態と照らし合わせて製品を選ぶことが重要です。また、初期投資や運用コスト、サポート体制(拠点の有無、代替機提供など)も長期運用において大きな判断材料となります。

例えば、全国展開する運送会社多数の車両を管理するバス事業者であれば矢崎やVDOのような高度一体型が好適です。IT導入に不安がある中小運送業者には、システックやAXISが導入しやすく、安全性を重視する建設・産廃業者にはデータテック、点呼や労務記録が重要な旅客事業者にはNPシステム開発が適しています。欧州との取引や国際輸送がある企業にはVDOやStoneridgeが有力候補です。

今後、働き方改革や事故削減、労務管理の厳格化がさらに進む中で、デジタルタコグラフは「単なる記録装置」ではなく、運行管理・経営改善の中核を担う存在となります。自社の課題を見つめ直し、必要な機能と将来の展開に備えた製品を選定していくことが、持続的な事業運営にとって重要です。

 

デジタルタコグラフ 導入・更新チェックリスト

本チェックリストは、デジタルタコグラフの導入や更新を検討する際に、現場実装・制度対応・将来拡張性までを視野に入れて評価するための実務向けツールです。Mobility Nexusの基準に基づき、7つの観点から整理しています。導入判断や比較資料としてご活用ください。

設置・構造条件

  • 既存の車両ダッシュボードや電源系統に無理なく設置できるか
  • GPSアンテナやカメラの取り付けに追加工事が必要か
  • ドラレコ一体型か別体型か、運転者の視界を妨げない構造か
  • フォークリフト・建機など特殊車両への対応可否
  • 耐久性(振動・温度・湿度)や取付工事の標準所要時間

対象システム・機器との整合性

  • 車両側CAN信号との連携可否(走行・エンジン・燃料情報など)
  • 既存の点呼・勤怠・配車・運行管理システムと連携可能か
  • 他社製ドラレコやクラウドとのデータ互換性・APIの有無
  • 免許証リーダーや点呼端末との接続実績・対応機種
  • モバイル端末(スマホ・タブレット)との連携有無

運用・維持管理

  • SDカードやクラウド経由でのデータ取得方法と手間
  • 日報・月報の自動生成や管理画面の操作性
  • 故障時の対応スキーム(自社交換可否・遠隔診断)
  • ソフトウェア更新・マップ更新などの保守頻度と費用
  • ドライバーへのアラート・音声案内のカスタマイズ性

コスト・調達条件

  • 初期導入費(機器費・設置工賃)と台数あたりコスト
  • クラウド利用料(月額・年額)やライセンス体系
  • トライアル期間やリース契約・助成金対象かの確認
  • スペック別の価格帯や機能制限プランの有無
  • 大量導入時のボリュームディスカウントや保守契約の条件

導入実績・ベンダー体制

  • 同業種・同規模の事業者での導入実績があるか
  • 納品・設置・教育・保守の一括対応が可能か
  • 全国拠点での保守対応や24時間サポートの有無
  • 機器トラブル時の代替機提供・迅速対応体制
  • 運用改善・安全教育など導入後支援メニューの有無

セキュリティ・ネットワーク接続

  • クラウド通信の暗号化・セキュリティ水準(TLS対応等)
  • SDカード紛失時のデータ漏洩リスク対策(暗号化・署名)
  • 管理画面へのアクセス制御・ログ監視の有無
  • VPN接続やIP制限など自社ネットワーク方針との整合性
  • セキュリティ事故発生時のインシデント対応体制

法令・制度対応

  • 運行記録義務・点呼記録義務への準拠(道路運送法・労基法)
  • Gマーク認定における活用可否(全ト協)
  • 働き方改革(2024年問題)に対応する労務時間記録の精度
  • EUなど海外輸送におけるタコグラフ規格(DTCO)への対応
  • 運輸支局・監査対応時の帳票出力・保管要件への適合性

導入時は単に機器の機能だけでなく、現場との整合性、将来の運用拡張、法規制対応までを視野に入れて評価することが重要です。特に運送・バス・タクシーなど業態ごとに必要な機能が異なるため、自社の課題と照らし合わせて、実務に根ざしたチェックを行いましょう。

 

デジタルタコグラフ 導入・更新プロセス解説

デジタルタコグラフの導入・更新は、単なる機器購入ではなく、現場の業務設計・労務管理・安全対策を含む全体最適の取り組みです。本項では、Mobility Nexusの標準プロセスに基づいて、8つのステップに分けて具体的な実務の進め方を解説します。

STEP1:課題認識・ニーズ抽出

  • 【行動】運行管理者やドライバーと現行運用の問題点を洗い出す
  • 【成果物】事故件数推移、点呼記録の抜け、労働時間の超過等の課題レポート
  • 【検討ポイント】安全性向上、労務管理効率化、制度対応(Gマーク・2024年問題)
  • 【その他】管理者と現場の意識ギャップや、過去の導入失敗要因の確認

STEP2:技術調査・ソリューション探索

  • 【行動】ベンダーの展示会参加、Web調査、他社事例ヒアリングなど
  • 【成果物】比較表(機能・コスト・対応範囲)と候補ベンダーリスト
  • 【検討ポイント】クラウド/SD、ドラレコ一体型、API連携、対応車種の広さ
  • 【その他】自社システムとの互換性、支店や委託先でも使えるかを確認

STEP3:要件定義・仕様検討

  • 【行動】業務フローを書き出し、機能要件(記録項目・出力形式など)を定義
  • 【成果物】要件一覧表、システム構成図、画面イメージ案など
  • 【検討ポイント】法令対応の項目(運行記録保存・点呼連携等)の漏れ防止
  • 【その他】将来の拡張(車両増加・DMS導入)を見据えた余力設計

STEP4:開発・設計・調達

  • 【行動】ベンダーとの仕様すり合わせ、社内稟議、契約審査
  • 【成果物】発注書、契約書、施工仕様書、端末マスタ一覧など
  • 【検討ポイント】リース/購入の判断、クラウド利用料の中長期コスト試算
  • 【その他】予備機・教育機の調達有無や、トラブル時の代替機手配体制

STEP5:試験・検証・現場適合性評価

  • 【行動】1〜2台でテスト設置、ドライバー試行、帳票出力確認
  • 【成果物】試験報告書、チェックリスト、現場ヒアリング記録
  • 【検討ポイント】走行中のアラートの聞き取りやすさ、誤記録の有無
  • 【その他】既存の点呼・日報との突合精度、教育資料の整備状況

STEP6:導入決定・契約・スケジュール策定

  • 【行動】管理部門・現場責任者の合意形成、スケジュール設計
  • 【成果物】導入計画書、施工日程表、教育スケジュール
  • 【検討ポイント】繁忙期・閑散期の見極め、車両稼働との調整
  • 【その他】ベンダー側の施工体制・一括切替/段階切替の判断

STEP7:施工・設置・切替作業

  • 【行動】車両への端末取り付け、動作確認、ドライバー説明
  • 【成果物】設置記録、設置済一覧、操作マニュアル配布
  • 【検討ポイント】設置ミスや配線トラブルの早期検出
  • 【その他】夜間作業・予備日設定、施工業者との連携強化

STEP8:運用開始・フォローアップ・継続改善

  • 【行動】管理者による帳票確認、アラート対応、教育実施
  • 【成果物】運行日報、運転診断レポート、KPI管理資料
  • 【検討ポイント】事故減少や労働時間短縮など、導入効果の可視化
  • 【その他】初期トラブルの吸収計画、半年後・1年後の見直しスケジュール

導入プロセス全体を通じて、現場と管理部門が一体となって動くことが成功の鍵です。製品の機能比較だけでなく、「どのように現場が使いこなせるか」「管理側が活かせるか」の視点を持って進めることで、デジタルタコグラフは業務の質を底上げする力となります。

会社名株式会社MR.Nexus

住所〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目11番12号 日本橋水野ビル7階

キャッチコピー公共交通に変革を、技術革新で次世代の安全と効率を

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