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日本道路(株)が、ジャパンモビリティショーで道路舗装の未来を担うアスファルトフィニッシャーを公開!
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アスファルトフィニッシャー無人化の背景と発表!
2024年10月15日から18日まで、千葉県の幕張メッセで開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)ビズウィーク2024」にて、日本道路は最新のアスファルトフィニッシャー無人化技術である「全自動フィニッシャー」を発表しました。アスファルトフィニッシャーは、道路舗装に使用される重機であり、アスファルトを正確に敷き詰める重要な役割を担います。この発表は、熟練オペレーター不足という道路業界の大きな課題を解決するための重要な一歩です。
無人化技術が解決する課題!
アスファルトフィニッシャーのオペレーターは、高度な技術と経験が要求されるため、熟練技術者の減少は道路舗装の質に大きな影響を与えています。熟練オペレーターが定年退職する中、若い世代への技術継承が進んでいない現状を打破するため、日本道路は無人化技術「全自動フィニッシャー」を開発しました。この技術は、熟練オペレーターには及ばないものの、一定の品質でアスファルト舗装を行うことが可能です。舗装の質を保ちながら、人員削減にも貢献することが期待されています。
未来の道路舗装はどうなる?全自動化の展望!
通常、アスファルトフィニッシャーの操作には、1つの現場に10名程度の作業員が必要ですが、全自動フィニッシャーを導入すれば、作業員を2名減らすことができます。さらに、将来的にはアスファルトフィニッシャーだけでなく、後続のタイヤローラーの無人化も視野に入れており、作業監視員を含む少人数での施工が可能となる計画です。この無人化技術により、道路舗装の効率化とコスト削減が大幅に進むことが期待されています。
まとめ
- 2024年10月に開催されたジャパンモビリティショーで、日本道路が「全自動フィニッシャー」を発表。
- アスファルトフィニッシャー無人化技術により、熟練オペレーター不足の課題を解決。
- 将来的には、道路舗装の完全自動化が進み、人員削減とコスト削減が見込まれる。
参考:Yahoo!ニュース
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