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いすゞ、国産初の自動運転EVバスで地域公共交通の未来を切り拓く
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公共交通機関の未来を大きく左右する重要な一歩が踏み出されました。
いすゞ自動車は、国産初のBEV(バッテリーEV)フルフラット大型路線バス「エルガEV」をベースとした「エルガEV 自動運転バス」を、神奈川県平塚市で実施される自動運転バスの実証実験に提供することを発表しました。
この取り組みは、単なる自動運転技術の検証に留まらず、地域の公共交通のEV化(電動化)とDX(デジタルトランスフォーメーション)を同時に推進する画期的な試みとして注目を集めています。
目次
国産初の自動運転EVバス「エルガEV」が平塚市の実証実験に登場
いすゞ自動車は2025年10月22日、国内で初めてとなるBEVフルフラット大型路線バス「エルガEV」をベースとした「エルガEV 自動運転バス」を、神奈川県平塚市での実証実験に提供すると発表しました。
この車両は、自動運転システム技術のパイオニアであるティアフォー社の技術が組み込まれており、
カメラ、LiDAR(ライダー)、ミリ波レーダーといった複合センサーと車両統合制御により、安全かつ安定した自動運転レベル2の走行を実現しています。
今年度の実験では、車両の変更に加え、夜間運行の検証や、キャッシュレス運賃収受といった新たな試みも実施されます。
これにより、地域公共交通が抱える運転手不足や環境負荷といった課題に対し、EV化と自動運転技術の組み合わせによる具体的なソリューションを提示し、次世代のバス運行システムの確立を目指します。
自動運転レベル2とBEVバスがもたらす公共交通の変革
複合センサーと車両統合制御が実現する「安心」な自動走行
まとめ:EV化とDXの相乗効果で、地域公共交通は新たなフェーズへ
参考文献:https://www.isuzu.co.jp/newsroom/details/20251022_1.html
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