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伊予鉄道が3月1日から「QRコード乗車券」を郊外線全駅に導入!完全チケットレス化へ
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私たちの移動が、また一歩スマートになります。愛媛県松山市を中心に運行する伊予鉄道が、2026年春から新しい乗車スタイルを本格的にスタートさせます。
これまでは一部の路線に限られていた便利な機能が、いよいよ郊外線のすべての駅で利用できるようになります。
3月1日から開始!伊予鉄道の郊外線全駅で「QRコード乗車券」が利用可能に
伊予鉄道は2026年3月1日より、郊外電車のすべての駅において「QRコード乗車券」による運用を開始すると発表しました。
利用者はスマートフォンアプリで事前に購入したQRコード、または駅の券売機で発行された紙のQRコードを、改札機にかざすだけでスムーズに乗車できるようになります。
これまでは市内電車(路面電車)などで先行して導入されていましたが、今回の拡大により郊外線でも完全なチケットレス・キャッシュレス化に向けた環境が整います。
切符を買いに窓口へ並ぶ手間が省けるだけでなく、デジタル技術を活用した効率的な鉄道運営が期待されています。
専門用語を解説:鉄道の「DX」とQRコード決済のメリットとは?
最近よく耳にする「DX(デジタルトランスフォーメーション)」とは、デジタル技術を使って生活やサービスをより良いものに変えることを指します。
鉄道業界において、今回のQRコード導入はまさにこのDXの代表例といえます。
従来の磁気切符は、改札機の内部で切符を物理的に動かす複雑な仕組みが必要で、機械のメンテナンスに多額のコストがかかっていました。
一方、QRコード式は「読み取るだけ」のシンプルな仕組みのため、故障のリスクが低く、運用コストを大幅に抑えることができます。
利用者にとっては、自分のスマホがそのまま切符代わりになるため、紛失の心配が減るという大きな利点があります。
さらに知りたい!QRコード導入で松山の観光や暮らしはどう変わる?
今回の導入で特に注目されるのが、観光客への対応(インバウンド対応)です。
海外からの旅行者は、日本の複雑な切符の買い方に戸惑うことが少なくありませんが、世界共通で普及しているQRコードであれば、直感的に利用することができます。
また、将来的には「MaaS(マース)」と呼ばれる、電車・バス・タクシーなどを一つのアプリで一括管理するサービスとの連携も期待されています。
「スマホ一つで松山市内のどこへでも行ける」というシームレスな移動体験は、地元住民の利便性を高めるだけでなく、地域全体の活性化にもつながっていくでしょう。
まとめ:デジタルでより身近になる伊予鉄道
2026年3月1日から始まるQRコード乗車券の全駅導入は、伊予鉄道が目指す「便利で持続可能な交通」への大きな一歩です。
最初は操作に戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れてしまえばこれほど便利なものはありません。
最新のテクノロジーが、歴史ある松山の街を走る鉄道に融合することで、私たちの日常はより軽やかで快適なものに進化していくことでしょう。
これからの伊予鉄道の取り組みから目が離せません。









