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TRAIN SUITE 四季島の料金を完全ガイド|客室3タイプ・コース・抽選の仕組みと申込の流れを徹底解説【2026年最新】

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四季島の料金を調べても、はっきりした金額が出てこない。そう感じた方は少なくないはずです。理由は単純で、JR東日本が旅行代金を公開するのは募集期間中だけだからです。募集していない時期に公式サイトを見ても、金額のページは存在しません。しかも四季島は、申し込めば乗れる列車ではありません。先着順ではなく抽選で、結果が届くまで1ヵ月ほどかかります。この記事では、料金が何によって決まるのか、いつ金額が公開されるのか、申し込みから当日までに何が起きるのかを、JR東日本の公式情報だけで整理します。

この記事で扱う内容は次のとおりです。

  • 四季島に乗るために最初に知るべき3つのこと
  • 料金が何によって決まり、いつ公開されるのか
  • 客室3タイプの違いと、1人で乗れるかどうか
  • コースの種類と、申し込みから乗車までの流れ
  • 取消料や同行者変更など、お金にまつわるルール

本記事は2026年9月時点でJR東日本の公式サイトに掲載されていた内容をもとにしています。募集内容や時期は変更される場合がありますので、申し込みの際は必ず公式サイトでご確認ください。

四季島に乗るには?まず知るべき3つのこと

四季島は抽選制。募集期間内に応募し、編成全体の定員は34名。

先着順ではなく抽選

四季島の申し込みについて、JR東日本は公式のよくあるお問い合わせで「先着順ではございません。お申し込み多数の場合は、抽選とさせていただく場合がございます」と明記しています(TRAIN SUITE 四季島 よくあるお問い合わせ)。

サイトに張り付いて受付開始と同時に申し込む、という戦い方は意味がありません。募集期間内に申し込めば、条件は同じです。

そもそも募集していない時期がある

公式の申し込みページは、募集期間外になると「現在、募集中のコースはございません」という表示になります。2026年9月時点がまさにその状態で、あわせて「次回の募集開始は10月上旬頃を予定しております」と案内されています(旅のお申し込み)。

四季島に乗りたいと思ったら、まず確認すべきはこのページです。募集が始まっているかどうかで、次にやることが変わります。

定員は34名しかない

四季島スイート1室、デラックススイート1室、スイート15室。合計17室で1室2名、定員34名。

四季島は10両編成のうち6両が客室で、1室2名定員、編成全体で定員34名です。豪華列車という言葉から受ける印象以上に、1本の列車で運べる人数は限られています。

倍率が公表されているわけではありませんが、この定員の少なさが、抽選という方式が採られている背景そのものだと言えます。

同じ寝台列車でも、定期運行のサンライズなら当日でも空席があることがあります。仕組みの違いはサンライズ瀬戸・出雲の予約方法と読み比べると分かりやすいはずです。

料金はどう決まるのか

四季島の旅行代金はコースの泊数、客室タイプ、出発時期の3要素で決まる。

金額を動かす3つの変数

公式のよくあるお問い合わせでは、旅行代金について「時期・コース・お部屋タイプにより異なります」と説明されています。つまり金額は次の3つで決まります。

変数 内容
コースの泊数 1泊2日・2泊3日・3泊4日で大きく変わる
客室タイプ スイート、デラックススイート、四季島スイートの3段階
出発時期 季節ごとにコースが設定され、代金も設定し直される

「四季島はいくらか」という問いに単一の答えがないのは、この3つの組み合わせで代金が決まるからです。最低料金を知りたい場合は、最も短い泊数とスイートの組み合わせを見ることになります。

金額が公開されるのは募集期間だけ

旅行代金の確認先について、公式は「パンフレットページよりパンフレットデータをご覧いただくか、旅のお申し込みよりご確認ください」と案内しています。そのうえで「お申し込みを受け付けていない時期もございます」と但し書きがあります。

そして募集期間外は、パンフレットページも「現在、募集中のコースはございません」となります。金額は募集と連動して出たり消えたりすると理解しておくと、調べても見つからないときに迷いません。

なお紙のパンフレットは廃止されました。公式は脱炭素社会への貢献を理由に挙げており、送付の受付は2025年3月3日で終了しています。現在はデータのみの公開です(パンフレット)。

お金が動くタイミングは2回ある

約4か月前に申込金の案内、約2か月前に催行可否の連絡と残金の案内が届く。

代金の総額だけでなく、いつ払うのかも押さえておきたいところです。公式の案内では、申し込み後の支払いは次のように進みます。

  1. 約4ヶ月前。申込書、お伺い書、申し込み金請求書が届く。指定日までにクレジットカードまたは振込で申し込み金を支払う
  2. 約2ヶ月前。ツアーの催行可否が知らされ、その後に残金の支払い案内が届く

申し込みが通った時点で全額が必要になるわけではなく、申し込み金と残金の2段階に分かれています。

客室は3タイプ

客室3タイプの比較。四季島スイート約20平米、デラックススイート約14平米、スイート約9平米。

広さも室数もまったく違う

客室タイプ 広さ 室数 定員 号車
四季島スイート(メゾネットタイプ) 約20㎡ 1室 2名 7号車
デラックススイート(フラットタイプ) 約14㎡ 1室 2名 7号車
スイート 約9㎡ 15室 各2名 2・3・4・8・9号車

四季島スイートとデラックススイートは編成にそれぞれ1室しかありません。どちらも7号車に集約されており、15室あるスイートとは希少性が違います。

メゾネットとフラットの違い

同じ最上級でも、2つの部屋は設計思想が異なります。

  • 四季島スイートはメゾネットタイプ。空間の贅沢さを強調した2階建てで、2階部分に畳があり和を感じられる空間です
  • デラックススイートはフラットタイプ。足元に不安を感じる方にも上質な空間を体感してもらうための平屋で、天井が高く広さを感じられます

年齢や体調によっては、階段のないフラットタイプのほうが快適な場合があります。上級イコールメゾネットと単純に考えず、旅の同行者に合わせて選ぶ視点が要ります。

車いすで利用する場合

車いすで移動できる範囲は4号車の部屋前から5号車ラウンジ、6号車ダイニング中央階段前まで。
図はイメージです。実際の車両・内装を再現したものではありません。

公式のよくあるお問い合わせによると、4号車にユニバーサルルームが1室あります。室内は段差がなく、車いすのままシャワールームに入れる作りです。

ただし車内の通路は狭く、車いすで移動できる範囲は限られます。公式が示す移動可能なスペースは、4号車のユニバーサルルーム前から5号車のラウンジ、6号車ダイニングの中央階段前までです。1号車と10号車の展望室へは車いすでは行けません。同行者の状況によっては、事前に把握しておきたい条件です。

1人でも乗れる

公式のよくあるお問い合わせでは、四季島スイート、デラックススイート、スイートのいずれの客室でも1名での参加が可能と明記されています。ただし「東日本の旬」コースは1名での参加ができません。

コースは泊数と季節で変わる

春から秋は3泊4日と1泊2日、冬は2泊3日と1泊2日のコースを設定。

コースごとにテーマがある

公式は運行ルートについて「運行時期にあわせ、それぞれにテーマ性をもたせたルートを運行いたします」として、コースごとのテーマを公表しています。

コース テーマ
3泊4日/春〜秋(4〜11月) 大自然の織りなす風景と、受け継がれてきた悠久の文化にふれる旅
1泊2日/春〜秋(4〜11月) みなとまちが育んだ豪商の粋と、豊かな里山の恵みを味わう旅
2泊3日/冬(12〜3月) 長い冬が育んできた工芸のぬくもりに包まれ、豊かな海の幸の賑わいを感じる旅
1泊2日/冬(12〜3月) 陶のふるさとで暮らしの美にふれ、高原の澄んだ水の恵みを味わう旅

3泊4日が設定されるのは春から秋で、冬は2泊3日になります。泊数の選択肢が季節によって変わる点は、日程を組むうえで先に知っておきたいところです。

同じ泊数でも行き先が違う

公式の行程紹介ページには、年度別・季節別にコースが並びます(旅の行程のご紹介)。2026年度は次のような設定でした。

  • 春(4〜6月)。3泊4日/1泊2日(山梨)/1泊2日(長野)
  • 夏(7〜9月)。3泊4日/1泊2日(長野)
  • 秋(10・11月)。3泊4日/1泊2日(山梨)
  • 冬(12〜3月)。2泊3日/1泊2日

同じ1泊2日でも、行き先が山梨か長野かで内容が変わります。泊数だけで選ばず、行程ページで中身を見比べてください。

3泊4日は北海道の宿に泊まる

3泊4日コースは、上野駅を11時頃に出発し、北海道の函館と道南をめぐってから本州に戻り、東北の文化にふれて上野へ帰る行程です(2026年度・秋の場合)。

このコースでは2日目に列車を降り、北海道の宿に宿泊します。ここに客室タイプによる差があり、公式は次のように案内しています。

  • 四季島スイート・デラックススイートの場合。宿は後日選べます
  • スイートの場合。参加希望の申し込みの際に選びます

スイートで申し込む方は、申込時点で宿を決める必要があります。候補として案内されているのは、登別温泉郷の滝乃家と碧の座です。

翌年度のコースが先に出ることがある

公式サイトには年度別のコースページが用意されており、翌年度分が先に公開されることがあります。2026年9月時点では、2026年度の秋と冬に加えて、2027年度の春から秋(4〜6月出発分)のページがすでに並んでいました。次にどのコースが募集されるのかは、この行程ページの並びを見ると先読みできます。

日本国内を走る夜行列車の全体像を押さえておきたい場合は、東京発の夜行列車全リストもあわせてご覧ください。

申し込みから乗車までの流れ

申込から書類と申込金案内、催行可否と残金案内、最終行程表、荷物宅配を経て当日上野駅に集合する流れ。

6つのステップ

  1. 申し込み。希望の出発日とコースを決め、公式サイトから申し込む。多数の場合は抽選
  2. 申し込み手続き(約4ヶ月前)。申込書、お伺い書、申し込み金請求書が届く。申し込み金を支払い、書類を返送する
  3. 出発前の手続き(約2ヶ月前)。催行可否の連絡があり、残金の支払い案内が届く
  4. 最終行程表の送付(約2週間前)。集合場所と時間、行程、車内での過ごし方が明記された最終行程表が届く
  5. 荷物の宅配。スーツケースなどの大きな荷物は、自宅から車内の部屋まで宅配サービスが使える(1人につき1個)。帰りも車内から自宅まで利用できる
  6. 出発当日。最終行程表に記載された集合時間までに、上野駅の「PROLOGUE 四季島」へ

「PROLOGUE 四季島」は、出発と帰着の駅である上野駅に設けられた乗車客専用のラウンジです。旅は列車に乗る前から始まります。

なお「東日本の旬」コースや追加募集の場合は、この流れと異なります。ステップ2で返送する「お伺い書」では、個別の希望、健康状態、食事のアレルギーなどが確認されます。

結果はいつわかるのか

抽選結果について、公式は「各コースのお申し込み締め切り後、約1ヵ月後にお申し込み結果を書面にてお知らせしております」としています。キャンセル待ちを希望した場合も、その可否は結果と一緒に知らされます。

注意したいのは、ツアーデスクに問い合わせても結果は教えてもらえないという点です。公式に「お申し込み結果の回答はいたしかねます」と明記されています。書面が届くまで待つことになります。

取消料と同行者の変更

項目 内容
取消料の発生 出発日の前日から遡って20日目にあたる日以降は20%。それ以降は取消日に応じて異なる
同行者の交替 申し込み金の入金後は、承諾のうえ手数料10,000円で対応
全員の交替 1室を利用する全員が交替する場合は取消扱い
出発後の交替 受け付け不可

出発の20日前が最初の分岐点です。予定が不確実な段階で申し込む場合は、この日付を手帳に入れておくと判断しやすくなります。

車内での過ごし方

四季島10両の構成。1・10号車は展望、5号車はラウンジ、6号車はダイニング、2・3・4・7・8・9号車は客室。
図はイメージです。実際の車両・内装を再現したものではありません。

10両編成の使われ方

号車 空間
1・10号車 VIEW TERRACE きざし・いぶき(展望エリア)
2・3・4・8・9号車 スイート(4号車にユニバーサルルーム1室)
5号車 LOUNGE こもれび(ラウンジ・喫煙室)
6号車 DINING しきしま(ダイニング)
7号車 四季島スイート/デラックススイート

両端の先頭車が展望エリアになっているため、進行方向がどちらでも景色を楽しめる構成です。車両の詳細は公式の車内のご紹介にまとまっています。

車両そのものも特徴的で、公式は電化区間と非電化区間の両方を走行できるEDC方式を国内初の方式と説明しています。電化されていない路線にも入っていけることが、行き先の自由度につながっています。

食事は車内だけではない

食事は6号車のDINING しきしまで提供されます。ただし公式は「下車観光時、列車外での宿泊時には、現地のレストラン、宿泊施設でのお食事もお楽しみいただきます」としており、すべてが車内で完結するわけではありません

2026年度の3泊4日コース(秋)では、昼食を東京・銀座の日本料理店「六雁」の秋山能久氏が、夕食を四季島の総料理長である斉藤卓也氏によるフレンチが担当する構成でした。コースによって担当する料理人や内容は変わります。

車内は禁煙

客室も共用スペースも含めて車内は禁煙です。喫煙は5号車ラウンジに設けられた喫煙室を利用します。

車内で過ごす時間の質を重視する設計は、他のクルーズトレインにも共通します。九州を走る列車との比較はななつ星in九州の料金と予約方法をご覧ください。

TRAIN SUITE 四季島とは

通常列車は目的地への移動、四季島は上野発着の周遊旅行。旅行商品に申し込み、抽選を経て参加する。

上野を出て上野に帰る周遊型の列車

四季島は、JR東日本が運行する周遊型の寝台列車です。上野駅を起点とし、東日本エリアと北海道をめぐって上野駅に戻ります。特定の区間を移動するための列車ではなく、乗ること自体が旅の目的になる列車です。

普通の切符では乗れない

四季島に「乗車券を買って乗る」という方法はありません。旅行商品として申し込み、抽選を経て参加する形になります。グリーン車や個室のように、空席さえあれば買えるものとは仕組みが異なります。

座席のグレードを上げて移動する話と混同しやすい部分なので、通常の列車の上級席についてはグランクラスの予約方法、観光を目的とした列車全般については観光列車とはを参考にしてください。

名前の由来

公式によると「TRAIN SUITE(トランスイート)」はフランス語をベースとした造語です。「四季島」は日本の古い国名「しきしま」をもとに、美しい四季と伝統を感じながらの旅を連想させ、時間と空間の移り変わりを楽しむ列車であれという想いを込めて命名されました。

よくある質問

1人でも申し込めますか?

四季島スイート、デラックススイート、スイートのいずれでも1名での参加が可能です。ただし「東日本の旬」コースは1名では参加できません。

子供は参加できますか?

出発時に中学生以上であれば参加できます。小学生以下は参加できません。

ペットは同伴できますか?

ペット同伴での参加は遠慮するよう案内されています。

申し込みは早い者勝ちですか?

先着順ではありません。申し込みが多数の場合は抽選になります。

結果はいつ届きますか?

コースの締め切り後、約1ヵ月後に書面で届きます。キャンセル待ちの可否も同時に知らされます。ツアーデスクでは結果を回答していません。

パンフレットは取り寄せられますか?

紙のパンフレットは廃止され、送付の受付は2025年3月3日で終了しました。現在はパンフレットページでデータが公開されています。

大きな荷物はどうすればいいですか?

自宅から車内の部屋まで、1人につき1個の宅配サービスが利用できます。帰りも車内から自宅まで送れます。

まとめ

四季島は、調べ方を間違えると情報にたどり着けない列車です。要点を5つに整理します。

  • 先着順ではなく抽選。申し込みが多数の場合は抽選になり、結果は締め切りから約1ヵ月後に書面で届きます
  • 料金は泊数・客室タイプ・時期の3つで決まる。単一の金額は存在せず、公式が金額を公開するのは募集期間中だけです
  • 客室は3タイプ。約20㎡のメゾネットと約14㎡のフラットは各1室のみで、約9㎡のスイートが15室。編成全体で定員34名です
  • 申し込みから乗車まで約4ヶ月。申し込み金、催行可否と残金、最終行程表と段階的に進みます
  • 取消料は出発20日前から。同行者の交替は手数料10,000円、1室全員の交替は取消扱いです

四季島は、思い立ってすぐ乗れる列車ではありません。まずは公式サイトの申し込みページで、募集が始まっているかどうかを確認するところからです。

ご利用前に必ずご確認ください

本記事は2026年9月時点でJR東日本の公式サイトに掲載されていた内容をもとにまとめています。コースの設定、募集時期、旅行代金、各種手数料は変更される場合があり、募集期間外は金額が公開されません。お申し込みの際は、必ずTRAIN SUITE 四季島 公式サイトでご自身で最新の内容をご確認ください。

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